趣味:本と暮らそう

仕掛けのようで仕掛けでない ベンベン

その前に、Netflixで話題の『イカゲーム』

何か『カイジ』のマネっぽいと思って、それこそ懐疑的な眼で観たが、単純に面白かったね。

それで、今、ニュースになっているが、劇中で登場する名刺に書かれていた電話番号が、一般の人の電話番号として実在していたとかで、一日4,000件ほどの電話がかかってきたとか。

Netflixは、問題のシーンを差し替えると発表しているようだが、何となく、「もしかして面白い仕掛けがあるんじゃないか?」と、かけてみたく気持ちはわからんでもない。

それと似たような衝動を起こさせるのが、中国の長編SF小説『三体』だ

現在、累計で何部売れているのかしらないが、少なくとも2019年時点でも世界で2900万部が売れている超ベストセラー。面白いけど、3部作合計5冊で長い長い。

その小説の中で、博士がアクセスするVRゲームサイトのアドレスが記載されいた。

そのまんま、www.3body.net だ。どうだ?アクセスしたくなるだろ?

間違っても、超ベストセラー小説に、詐欺サイトのアドレスではなかろう。

あるとしたら、ちょっとした三体ゲームか、「三体に魅了された訪問者:あなたで15,390,521人」みたいな、やられた!感のあるものか。どちらにしても面白い仕掛けがありそうだもんね。

で、アクセスした。・・・で、タイトルどおり。

仕掛けのようで、仕掛けでない!ベンベン!

仕掛けも何にもない!
お化けにゃ学校も、試験も何にもない!

わっかるかなぁ〜。わっかんねぇだろうなぁ〜。
と言うフレーズも含めて、昭和世代懐かしネタだじょ。

HTMLソースコードを見ても、何の仕掛けもなかったね。
ある意味、SF小説としては最高の仕掛けかな。

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