ん・・・?  なんか高くね?

今日は東京宅なのでNetflix観ながらCoCo壱だ!と思い、鼻唄まじりにUber Eatsポチポチ。

手仕込み豚ヒレかつ + やさい を2辛で小盛。シーザーサラダ付けて 2,577円也・・・高っ。

そりゃ、わざわざ配達してもらうのだから、当然、高くはつくけど・・・なーんか最近、高くなったような気が。店で食べて2,000円も払った記憶もないし。配達料は200円でしょ。

配達料、サービス料だけじゃない! 商品も いつの間にか1.46倍に値上げ!

「オーダー」ボタンを押す前に、CoCo壱の店舗ページで同じものを調べてみることにした。

ずいぶん以前に一度調べたことはあるが、その時は店舗価格と同じだった。but…

しかし、あらためて見てみると、商品によって1.37倍とか1.47倍とか多少違いはあるが、総じて店舗価格の1.3~1.5倍の値段になっている。

明確に料金提示をしての商売だから、悪いわけではない。ただ、また例のアレかと。

この「普及し定着したら徐々に値上げする」という、例のビッグテック系企業の常とう手段にハメられているようで・・・ちょっとね。

だから、Uberのオーダーを取り消して、店に食べに行くことにした。

余分に1,000円支払えば、Netflixを観ながら、わずか20分ほどで家まで持ってきてくれる。

わざわざ着替えて、店まで往復して、マスクして、自分を時給換算したら・・・なんてこと考えたら、その価値は十分にあるかもしれない。
それこそがUber Eatsの提供するビジネス価値であり、便利さへの対価なのだから。

でも、CoCo壱の店舗って、自転車で3分なんだよねー。

何よりも、小さなお金を粗末に扱うとお金の運に見放されてしまいそうで

私なんか、ここまで「運 100%」でやってきたんだから、粗末に扱って見放されては困る。

逆に、小さなお金を大切にしたときは、何だかとっても気持ちいいんだよね。

私のまわりには、自分以上にお金持ちの人、超お金持ちの人がたくさんいるが、みんな例外なく気前がいいし、快適に過ごすことや、家族や友人を喜ばすことに対して、まったく金額を気にしているようには見えない。

ただ、お金を粗末に扱っている人は一人もみたことがない。どれだけ小さな金額であっても。

さて、店舗価格に対してUber価格が1.46倍になる仕組みを見てみよう

ビジネス役割内訳収益
お客さん合計代金 2,577円
※通常1,481円の1.46倍
売上:0円
支払:差額 1,096円
利益:時間とラクさ
Uber Eats商品 2,161円の35%=630円
サービス料 216円
配達料 200円
配達員からの利用料 45円
配達員への支払い▲405円
売上:2,577円
支払:1,810円
粗利:767円
配達員基本受渡 390円+1km 60円。
※今回500m
Uberシステム利用料=収入の10%
売上:405円
支払:労力と15分
利益:155円 (時給千円と比較)
お店商品 2,161円の65%=1,405円
※店舗価格は1,481円
※FL(食材+人件費)60%
売上:1,405円
支払:FLコスト 843円
粗利:562円

お店がUberに支払っていた商品代金の35%を、いつ頃からか客への価格に転嫁してんだね。

一度、ちゃんと分解してみたら、エコ(ノミック)システムの構造が理解できた。

構造が理解できているなら、+1,096円はお金を粗末にした死に金ではない

何だかけっこう高けーなぁ、でもゲームやりたいし、面倒くせーからポチッと「オーダー!」。ではなく、「1,096円で快適さを買おう」と思ってオーダーするのとでは、違う気がする。

ということで、次回からまたUberだな。 面倒くせーし・・・いや快適を買うために!