好きなピアニストが二人いる。
ヴァレンティーナ・リシッツァと上原ひろみ。どちらも美しい速弾きが特徴。
リシッツァを知ったのは、ヴァンクライバーンで優勝した辻井伸行の「ラ・カンパネラ」を聴いて泣けるほど感動し、いろんな人のラカンの演奏をYoutubeで聴いているうちにみつけた人。
リシッツァの「ラ・カンパネラ」も聴いてほしい。美しくて泣けるのは辻井のラカンだけど。
上原ひろみを知ったのは、YoutubeでJazzFesライブを色々観ているうちに出会ったこの映像。
「上原ひろみ トリオプロジェクト」のライブ映像。何とベースはアンソニー・ジャクソンだ。
座席はベストofベストな位置 3列目の左側
上原ひろみは海外での活動が中心となっており、間近に観れる機会は少ないが、今、コロナの関係もあり国内ツアーが展開されているのだ。
オリンピック開会式で、海老蔵歌舞伎とともにピアノを弾いていたので観た人もいるかも。
上原ひろみは左側で演奏するので、3列目の左側だと、鍵盤上の動きがよく見える位置となり、希望通りのベストな席が取れた。
席間も、一緒のグループ(1~4人)の左右がひと席空けられ、満員ではあったが、立ったり声を出したりする系のライブではないので安心だった。
ひとつ不満を言うなら・・・音響が少し期待はずれだった
シンフォニーホールなので、基本的にオーケストラ向きになっているとは思うが、肝心のピアノがぼやけ気味。
弦のクインテットは、ピエゾpickupかマイクかで拾い、PAスピーカーからバランスよく聴こえていたが、ピアノは生音を活かすためかPAからはほぼ聞こえず、結果、中高音が立たずにぼやけ気味に感じた。
きっと、ピアノメインならブルーノートとかで観れるのが一番なんだろうな。
ホール系のライブで、過去 1番音響が良かったのは
妻も同意見だが、大阪城ホールで観たアース・ウインド&ファイアだった。
でっかいホールなのにまるでCDを聴いているような音響。ベースさえも粒立って聞こえた。
それに、モーリス・ホワイトや、フィリップ・ベイリーがいた全盛期の頃だ。音も良かったし、曲もステージングも素晴らしいナンバーワンのライブだった。