毎日新聞によると、ウクライナ政府が「ロシアと戦う外国人義勇兵」を募集しており、本日時点で70人の日本人が志願しているという。

70人のうち約50人が元自衛官で、「ウクライナの若い人が亡くなるぐらいなら自分が戦う」「日本にいても大して役に立たないが、何か役に立つことをしたい」と純粋な動機を語る人が多かったという。彼らの想いに目頭があつくなった。

尚、日本政府は義勇兵への参加に反対している。
毎日新聞 記事リンク

“まさか” は何度も起こっている

「阪神淡路大震災」も「東日本大震災」も予期せぬ突然の “まさか” だった。

何年にもおよぶ 新型コロナのパンデミックも “まさか”。

今、まさかの核戦争が起こる寸前。
ちょっとした流れで、まさかの第三次世界大戦に発展する可能性もあり得る。

この時代、経済戦争はあっても核戦争を心配するとは。

想定済みの “まさか” 南海トラフ巨大地震

政府の地震調査委員会は、今年に入って、南海トラフ巨大地震が40年以内に発生する確率を80%から90%程度に引き上げた。

影響は関東から九州にまで広範囲に及び、死者数 32万人が想定されている。
本日時点の新型コロナ死者数 23,700人の13倍以上だ。

それでも、まさか今日、明日、来年、10年後に起こるなどとは誰も思っていない。今日明日も含む40年以内なのだが、40年後に起こるとすら信じ切れていない。

だからと言って、津波の来ない地域に移り住み、ロシアや北朝鮮の異常性におびえて地下シェルターを用意しようとは誰も思わない。

どうしようもない “まさか” は、その都度受け入れて、その都度対処するしかないのだろう。