マリコとオペラを観に行った・・・と言っても、「マリコ」という女性と一緒にオペラを観に行ったわけではない。

妻と観に行ったのだが、確か、妻はマリコという名ではなかったと思う。

無類のオペラ愛好家である作家の林真理子がエスコートする、トークとオペラ歌手が歌うオペラ・アリアのコンサート。「マリコとオペラ」というコンサートを観に行ったということだ。

兵庫県立芸術文化センターの大ホールがとても美しい

この夏にも、芸術文化センターで「ギターとオーケストラ」のコンサートを観に行ったが、その時は小ホールだった。

小ホールは小ホールで、ブルーノートのような身近さがとても良かったのだが、この大ホールの美しさは、見とれてしまってもう表現のしようがない。

ソプラノとテノールのオペラ歌手もピアニストも言っていたが、美しさもさることながら、伸びやかだが残りすぎない残響効果でオペラには最適のホールだと。

ど素人ながら、オペラ歌手が歌い始めた瞬間に、私もそう思った。

このレベルの箱物なら税金をいくらでも使ってほしい

行政はやたらと箱物を作りたがるが、この兵庫県立芸術文化センターは素晴らしい。

中途半端なものを箱物を作ると、稼働もしないし維持費もかかる税の金食い虫になるが、これくらい最高レベルのものだと、常時、稼働率は90%を超えており、県民、国民は喜び、維持費も十分に賄えていくのではないだろうか。