小さくて大きなエネルギーの源泉

昨日、会社メンバーが年間目標達成のために、年末おいこみ営業で遠く出張に出かけ、とても大きな成果をあげて全社の目標を達成してくれた。

疲れ果て、夜遅くにやっとたどり着いた宿泊先のホテルでスーツケースを開けたら、奥さんから小さなメッセージが貼られていて、とても嬉しかったと共有してくれた。

「年末おいこみFight!!! やればできる!」と小さなイラスト付きで。

そういう時、「待ってろ、絶対に幸せにしてやっから!」と、強く想うもんですよね。

それで久しぶりに思い出した。

創業の日、FAXの受信テストとして妻から届いたテスト用紙

12年以上前、今の会社の事業開始日(2010年7月24日)に、東京の狭いオフィスを借りて、ひとり今の仕事を始めた。

FAXが受信できるかチェックするため、自宅の妻に、何でもいいから1枚FAXを送ってみてと連絡を入れて届いたのがこの1枚。

テスト ガンバレ~ 自画像付きで(の、つもりはないか笑)

何だろう。大切な家族を残して一人で戦いに出た戦場で手にするこの小さな1枚が、どれほど私を鼓舞してくれたか。

「よし、待ってろ! 今度も、絶対に成功させっから!!」

言葉として妻に伝えたわけではないが、あの日、自分に誓った。

今でも、会社の重要書類ファイルの一番上に、この1枚のFAX受信テストの紙を入れているが、それを見る度に、あの日の誓いを思い出す。