日記

この熱い20年間を語るのに8分もかからなかった

ジェームス・スキナー経営者育成塾の同期メンバーで20周年会を開催した

今から20年前の2003年。月に一度、ジェームス・スキナー氏の自宅で朝から夜中まで勉強する経営者育成塾の第3期生として通っていた。(3期生は約50名)

その中でも、関西地区から参加しているメンバーが9名いて、休日に前回学んだことの復習勉強会を行なっていた。(なんせ個人預金500万の時に入塾費378万も払ったから真剣ョ!)

まず会議室を借りて互いの20年を語り合い、その後リッツカールトンで会食

20年前は9名だったがこの日集まったのは6名だった。1名は都合上だが、私より若かった2名(おサルさんとカエルさん)が最初の勉強会から数年後に病気で他界している。

皆、経営者として成長しようと共に一生懸命に勉強をしていたのに……。人生の儚さを想う。

だらだら近況話で終わらないよう各自10分の持ち時間でプレゼンを行なった

以前、サラリーマン時代のメンバー5名で20年ぶりに集まって食事会をしたことがあり、20年の出来事を1夜では語りつくせないだろうと思っていたが、案外、当時の思い出話と近況報告で終わり、その間の濃い20年についてはほとんど語られることなく終わった。

その寂しい経験があったから、今回は飲み会の前に会議室を3時間借りて、各自がこの20年の出来事を10分間で発表する方式にさせてもらった。

私はA4用紙1枚に20年の出来事を年表にして配布

過去のカレンダーを20年分見直し、各年の出来事を数項目ずつ記して説明することにした。

で、作成しながら思った。この20年間でビジネスもライフスタイルも資産も大きく変化したが、各年のイベントとしては案外、大きな出来事ってないもんだなぁと。

10分の持ち時間で20年間を語り始めたら、8分で終わった。

そう。発表席で語りながら、心の中で「俺、そんなに熱く伝えるほどの出来事ないなぁ」と感じていたから、自然とどんどん端折って話し終わって2分も余った。

そうか。人生が大きく変わるというのは、こういう事なんだなと。

1つの大きな事でなく、ベクトルが同じ方向を向いた小さな事の積み重ねで夢が叶うのだと。

若かったあの頃、皆の夢は単純だった

超シンプルに言い切るなら「大成功して大金持ちになる」だろう。極論するとね。

でも、20年経ったら違う。

一言では表せないが・・・、幸福、貢献、得積、終活、目的、子孫、計画、体験、継承・・・なんだろうか、とにかく「金」とか「成功」なんて単純な言葉は一切出てこない。それよりももっと大切で、もっと遠くを見つめている感覚?

そこが非常に面白い。より、奥の深い読書をしているような感覚を覚える。

 

経営者育成塾3期生 20th Anniversary。皆、いい人生を歩んでいてとても嬉しい。

感謝!

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