毎年恒例のマリーナクラブ主催のエクシブ淡路島ファミリークルーズ
今年は、ええかげんコロナ自粛も飽きたし、親戚のおサルさんたちに声掛けしたところ、16人が「行くでごザル!ごっつぁんウキーっ!」と雄たけびを上げたので、うちのグループは大所帯での参加となった。
まずは屋上テラスでのカクテルパーティから
いつも歌で盛り上げてくれるJeffreyと、来日中だったDante Thomas氏の飛び入り参加。空に溶け込むようなソプラノサックスの音色がとても心地よかった。
パーティ会場に移動したら、飲んで、食べて、歌って、踊る
美味しい料理を食べ終わったら、おじさんから子供まで一緒に踊って盛り上がる。楽しい時間。
からのサンバ。で、また踊る
幸せは、物理的な「物」になく、心豊かな「時」にある
ある程度年齢を重ねた人なら誰もが感じていることだろうけど、やはり「物」から得られる幸せは、一時的な高揚感に過ぎない。
得た時が高揚感のピークで、そこから急速に冷めていくのが「物」であり、結局、また次の「より高揚させる物」への渇望が始まるだけだ。
それでも「物」の向こう側にある「時」を感じているのなら、それは高揚感ではなく充実感や心の充足感のようなものになる。例えば、自分が欲しかった高級◯◯は「物」だが、家族と住む家は「物」ではなく、心豊かな「時」かもしれない。
毎月1度でも、子供をおいて夫婦二人で行く5,000円ランチの方が、子供も連れて出かけるスシローの方が、100万円の時計で刻む時間より豊かな時間なのかもしれない。
まさしく私にとってのヨットは「物」ではない、心豊かな「時」だ。
ずいぶん以前に、中学校時代の友人たちが船に乗りに来たことがある。その時、ある一人が「ありがとう。◯ちゃんが見せびらかすためのフェラーリでなく、皆でこんな時間を共有できるヨットを買ってくれて」と言ってくれた。
何も言わずとも、自分の想いをよくわかってくれいて本当に嬉しかった。
「物」である1隻のヨットから生まれ続ける幸せ
心豊かな「時」として買った1隻のヨットから、たくさんの想い出が生まれ、たくさんの友達ができ、そして、まさしく今日、たくさんの親戚で幸せな時を共有できている。
物理的な「物」から得られる高揚感はどんどん冷め、劣化もしていくが、豊かな「時」から得られる充足感は、日増しに幸せを積み上げ輝きを増してゆくものだなと。
『金持ち父さん、貧乏父さん』の最重要提言。「資産と負債の違い」
ロバート・キヨサキの著作2冊目『キャッシュフロー・クワドラント』での最重要提言は「E/S/B/I」だが、1冊目の『金持ち父さん、貧乏父さん』で最も重要な提言は「資産と負債の違い」についてだろう。
金融としての定義では、「資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの」であり、「負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもの」ということ。
家は資産か?負債か?、車は資産か?負債か?は、それがお金を増やしてくれるものか奪っていくものかで呼び方が変わる。だから、資産を増やし負債を減らす思考が大切だと。
では、「金融」としての定義でなく「幸福感」という定義ならどうだろう
それが自分にとって資産なのか負債なのかが見えてくる。
時には「これは負債だけどね!」と言いつつ物欲に走るのもいい。で、少しずつ、心豊かな時を生み出す「資産」を増やしていくのがいいのかも かも かもーん。