縁あって、この1年、何度か祇園のお茶屋さんで遊ばせて頂いた。
季節によって「都をどり」だのお船で「一調一管」だのがあり、今回も、節分の季節に行なう「おばけ」というイベントに参加させていただいた。
客はお座敷でコの字型になり、据え膳と舞妓芸姑のお酌を受けながら、回遊してくるおばけの芸を楽しむというもの。
写真では掲載しないが、「おばけ」とは、普段、きれいでおしとやかな芸姑さんたちが、志村けんのばか殿のノリで、化粧・仮装をして面白い芸を見せてくれるというもの。
7組くらいが回ってきたが、思い切りの良さに爆笑してしまった。
「祇園 おばけ」などと画像検索すれば大体様子は解ると思う。
で、機嫌よく舞妓はんと写っているが、正直、こなれた芸姑さんより舞妓ちゃんのほうが話していて楽しい。
仕込みという2年ほどの期間、スマホも持てず無給無休で躾や芸を学び、お座敷でお客やお姐さんたちから学ぶ。
その辺の甘えた新卒社員とは努力も根性も違う。
だから生きる姿も、つたない所作すらも美しい。
とか理屈言ってるけど……ホントは単に可愛いなぁ~と。^^;
歳を重ねるごとに人生がどんどん楽しくなっている。感謝感謝!