NETFLIX海外ドラマ『THE GET DOWN』がとても面白かった。
1977年のブロンクス。ターンテーブルとラップのヒップホップカルチャー創成期を描いていて、時代感の再現性が非常に高い作品。
1話から「さすがNETFLIX凄いなぁ~」と思ったが、やはり、NETFLIX史上一番お金をかけた作品らしい。
そういうこともあってシーズン2で打ち切りになったようだが、こういう、時代の空気を感じさせる再現性の高い作品というのは、非常に貴重だと思う。
個人的には、現代のヒップホップやラップには全く興味がないが、この頃のラップにはドはまりしていた。
17歳~20歳の頃、ラップを中心としたヒップホップ系のクラブ(当時はディスコ)に通って踊っていた。特にPop Streatで。
今考えるともったいない程、女性よりラップとダンス中心だった。
シュガーヒルギャングや、Dトレイン、トラブルファンク。
あの当時のヒップホップは、今のセレブラッパーと違い、貧しさから成り上がろうとする強いエネルギーを感じる。
そういう時代の空気が『THE GET DOWN』で再現されている。