Googleのクラウドに関する最新技術セミナーに行ってきた。
大型の基調講演から各専門分科会など、9:30~18:00まで2日間に渡って行われ、もう、頭フル回転で使いすぎてかなり疲れた。
しかし、今回の参加目的であったAIに関する最新動向の情報収集および業界の肌感はつかむことができた。特に、今一番熱い分野、AIの裏側であるDeep LearningとMachine Learningについて。
少し話はそれるが、以前、発明家 藤村靖之氏主催の小規模発明塾に通っていたことがある。50代以上の方なら聞き覚えがあるかもしれないが、藤村氏はカンキョーの「クリアベール」を開発した方だ。
藤村氏は言っていた。「発明は既知と既知の組み合わせだ」と。
これは、孫正義氏もアメリカ留学時代に種銭を作るために使っていた考え方であり、単語と単語を組み合わせて毎日発明を繰り返し、その一つが当たって1億円の種銭を作ったのが、今のソフトバンクグループの原点である。
藤村氏は、「あらゆる素材特性についての既知」を増やす勉強をしろといっていた。
Deep Learning も、Machine Learningも、それ単体は、単なる素材特性の既知の習得であり、ビジネスを生み出す、あるいはキャッシュに変わるのは、その先にある既知の組み合わせにしかない。
静かな興奮とともに、とてもワクワクしている。