ムカムカする正しい温情先発で始まり、

ムカムカする正しい戦略戦術で終わる。

正しいが潔くない。フェアプレイポイントがジョークに聞こえる。

ぶっちゃけ、さっさと潔く負けて帰れと思う。

誰が悪いのか?誰も悪くない。

何が間違っているのか?何も間違っていない。

誰も、何も、間違ってないけど、すべてが間違っている。

やがて時がプロセスの汚れを洗い流し、結果だけが語り継がれる。

きっと自分もこれを忘れ去り、次の試合を楽しみに待つのだろう。

一夜明けて、自分が監督なら、選手ならどうしただろうと考える。

美しさ潔さは自分個人のため、正しい選択は全体のためと悟る。

そう考えると自己の醜態をさらした彼の美しさが見えなくもない。