会社メンバー達がバースデイランチをご馳走してくれた。謝謝!

今日、54歳になった。

磯野波平と同い年らしい。

こりゃ、どうみてもオヤジ・・・というか、おじいちゃん。

自分では、全然違う!と思ってはいるが、人から見れば、案外、こんなものかも。

ハゲちゃびんか白髪ちゃびん程度の違い。

というか、波平は、立派な大人だし、しっかりしてるなぁと思う。

不思議な感覚なんだけど、この歳になっていまだに、時々「自分は本当にオトナだろうか?」と思うことがある。

大人の人を見ると「オトナや」と思ってしまう。子供が、自分と違う生き物である「オトナ」を見るのと同じ感覚で。この話、解ってもらえるのだろうか。

でも、なぜそう感じるのか?は解る。

簡単にいうと、人生はグラデーションだからだ。

赤ちゃんが、ある日突然、少年に変わったりはしないし、少年がある朝から急に大人にはならない。

小さいころからの記憶を積み重ねて生きているのだ。

「自分」と言うものを認識した、一番古い記憶は4歳の時。弟が生まれたときだ。

なんとなく、初めて弟を見るのが恥ずかしかった。恥ずかしがっている自分に気づかれるのも恥ずかしかった。

まるちゃん4歳の頃

あの日から50年経った今もなおずっと、「俺」という自意識はつながっている。この写真の小さな男の子が感じていることを、54歳の私は知っているのだ。

だから、きっと70歳、80歳になっても、この少年とはずっと心がつながっているのだろうし、「俺」は、大人を見て「うゎ、オトナや」と思うのだろう。