この週末、冬が少し中休みしたように、暖かかった。
山には、まだ、ところどころ紅葉が残っていて、青空とのコントラストが美しい。
海では、ヨットがゆったり走れる程度に風があり、午後の太陽が暖かい。
優しい揺らぎの中で、ぼーっとどこかを見つめている、ただそれだけの時間。じわじわーっと甘美の幸せをかみしめた。
刺激を求めて高揚するのもいいが、この歳になると、心も体も緩めて静かに過ごす方が似合っているのかも。
もしかしたら、犬と日向ぼっこしながら昼寝でもして暮らすのが、本当の理想的な未来なのかもしれない。