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とこ春は良きことか

これが "五月晴れ" というものか、なんとも爽やかな日々。

半袖短パンでも寒くはないし、スーツでも暑くはない。

 

年がら年中、今日みたいな爽やか日和だったらさぞかし心身ともに健康でいられるだろう、

 

が・・・本当に。本当に毎日だったらどうなんだろうか?

 

雨降ることもなく、寒い日も暑い日もない。

もし永久に爽やかな春だったら・・・

それはそれで失うものもあるのではないか。

今日のような「爽やかな春」の喜び自体を失うのかもしない。

 

ヒルティは『幸福論』の中でこう書いている。

前もって働かない休息は

食欲のない食事と同じような快楽でしかない。

日本のことわざにもある。「空腹は最高の調味料」

 

どこか、「目の前にある幸せ」と似ているところがある。

 

海だってそうだ。

毎週、10knot程度の安定した風が南から吹き続けてくれたら・・・どれだけ快適なセーリングを楽しめるだろうか。

しかし、本当に。本当に毎週毎週、同じ風だったら、おそらく毎週海にでることはなくなるだろう。

強風の日もあれば、無風の日もある。波の高い日もあれば、穏やかな日もある。だから面白いし、10knotの南風に感謝するのだろうと思う。

 

仕事も、人生も、すべて同じだと思う。

良い境遇のときも、悪い境遇のときも、結局、すべて良きこと。

 

人生を終えるとき、「あぁ、平穏無事に波風立てぬ良き人生であった」・・・なんてくだらない事を言いたくないですからね。

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