最初、散々な目にあう。二度目、オトシマエをつける。三度目、余裕。
こういうふうにビッグになっていくしかない。
それには、散々な目にあった時、落ち込んじゃだめだ。20代で苦労した者だけが、30代で夢の世界を見ることが出来る。
てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ。誰かの情けやら義理やらをあてにして、もたれかかっていたら
いつでも不安に脅かされることになる。人間は、ある程度キツイ目にあわなきゃいかんのよ。
委縮しちゃうやつもいるけど、バイタリティになる。
なにくそ、冗談じゃない。そう思えるだけ、オレは幸せだったかもしれない。望む望まないに関わらず、
なんだか生き方がドラマチックな方に行っちゃうんだよね。「後悔しない人生」なんて口じゃよく言うけど
若いころはそんなのほんとは理解できない。
それが五十歳くらいになってくると
だんだん「わかるなぁ」と感じるようになる。