日記

自分との約束を守る

自転車通勤するようになってから、ちょっとやそっとの距離がヘッチャラになって、今日はアレ食べたいなぁという場所まで気軽に行けるようになった。

ということで、センター街の天下一品にも気軽に行けてしまう。今夜も来てしまった。しかも今夜は唐揚げまで付けてしまった。自分に優しすぎる。

反省の意味で、帰りは遠回りして少なくとも100kcalは消費して帰ろうと決意した。

代々木公園から代官山を通過して家に向かう坂に近ずくと97kcal消費していた。残り 3kcalはこの坂で足りるはず!と思い、坂を下り始めると消費が全然進まない。

どうやらペダルを回さない限り消費メーターは上がらないようだ。そりゃそうか。で、あっさりと自宅前に着いたが、実際のところ3kcal足りてない。

このまま、ほぼクリア!ということで納得することもできるが・・・なんか。

たかがこの程度の「自分との約束」を守れないようじゃ何も守れない。・・・葛藤。
ということで、ペダルを踏んでもう一度坂を昇りそして下った。102kcal。

昔、自分との約束を破って、凄く情けない気分に陥った思い出がある。

電車通学していた高校2年生の時だった

帰りの電車に飛び乗ったとき、目の前に立つ女の子に一目ぼれした。マッハで。
肌を露出させないという理由で夏でも白い長袖セーラーの清楚な校風の女子高。

彼女は友達と二人だったが、途中で友達が降りて彼女一人に。チャンス到来!

今まで会ったこと無かったのだから、今、声をかけないと会えないかもしれない。そして心に誓った。よし!絶対に声をかけよう。しばらくして、一つ前の駅で降りた彼女の後姿を見送ってしまった。情けない。

それから1ヵ月ほど見かけることが無かった

出来る限りあの日と同じ時間の電車に乗ったのに。1~2本見送ったりしながら。

そしてその日は突然やってきた。

(どーでもええわ!という話はまだ続くよ)

出発前の電車に乗って座ってたら、その子が友達と二人で乗り込んできて、な、なんと!俺の隣に彼女が座ったのだ。

も、もしかして、その友達は途中で降りる・・・これ以上の機会はあり得ないない。

ここで自分と約束した。

絶対に声をかける!かける!もし話しかけなかったらレコード10枚割る!あの頃、一番の財産はレコードだった。その大切なレコードを10枚割る!絶対。

そして・・・声がでないまま。今回も彼女の後姿を見送ってしまった。情けない。

さらに情けないことに・・・俺は、レコードも割らなかったのだ。

自分との約束は、自分しかしらない。だから、破ってしまった。
彼女の事以上に、絶対と決めた自分との約束を破った自分が最悪に情けなかった。

今も、自分との約束を破ろうとするとき凄く情けない気分になる。

効果として変わりない残り3kcalを守るかどうか、その溝がキャズムのように深い。大袈裟だね。でも、昔の痛みって今の言動や見方に少なからず影響があるとは思う。

ちなみに、レコード事件から何ヶ月か経ったある日のこと。

偶然、友達の友達がその子と同じ中学だったことが判明し電話番号を手に入れた。
そして今回は、番号を知ったその日に友達に囲まれながらその子の家に電話した。

で、何だかんだで、結果的にその子と付き合う事になったのだ。

付き合い始めて、レコード事件の話をした。彼女も隣に座ったことを覚えていた。
そして、初めて見かけて一目ぼれした日の事も話した。
彼女はその日のこともよく覚えていた。私が好きになったのも同じ日だったからと。

はい、すんません。結局、いつもの自慢話です。ありがとうございます。

ところで、「お兄ちゃんがブログでこんなこと書いてたで~」とか、「facebookの友達に若い女が入ってるで~」と、いつも丁寧に妻に電話して報告してくれる、とっても可愛い姪っ子たちよ! またカニ食べに行きたいんでしょ?

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