今から6年前の7月。SEVENTEENの進水式にお祝いでかけつけて頂いた師匠と。

珍しく北東の風でいつもと反対方向に船を走らせたが、こちら方向といえば・・・・・・。風に誘われるように、久しぶりに師匠のいるハーバーへ遊びに立ち寄った。

きっとこの時期、業務用マシーンでかき氷を食べてるかも!の狙いも的中。・.・V

師匠の他、昔から馴染みの方々もいらっしゃって、とても心地よい時間を過ごせた。師匠も私と一回り少ししか変わらないので当然だけど、相変わらず元気で嬉しかった。

思い起こせばヨット雑誌を見て応募し、師匠艇のクルーになったのが今から19年前。私が30歳の時。その後、起業するまでの5年間、毎週末を師匠達と一緒に過ごした。

今、つくづく思うけど、この方と出会った影響はとてつもなく大きい。

勤め人ながら自信満々で働いていた30歳の頃、「人生は50歳まで」が持論だった。

なぜなら、世の中見渡してもくだらないオヤジだらけで、今がどうであれ、俺も歳取ったら結局あんな事になっちゃうのかもと半分あきらめていたのかもしれない。

しかし、師匠に会ってから、考え方がまるっきり変わったのをハッキリと覚えている。

世の中にこんなカッコ良い大人、人生を楽しんでる大人がいる事を初めて知ったのだ。

それも見ず知らずの遠い存在ではない。毎週末を一緒に過ごして解った実感だった。

私をよく知る人はご存知のとおり、現在の持論は180度違うことを言っている。
「60歳からの人生を楽しむために、友と語り合える想い出創りに今を生きる」

それに、私も師匠と同じようなことをしたいのだ。

好きなようにヤリたいようにやってるから何の無理もないけど頭の片隅には常にある。
「40代50代でもあんな生き方ができるのか」と、後輩達の未来を拓かせたいのだ。