実は、昨年秋頃から大阪の難波で月に一度開かれる小規模な勉強会に参加している

参加者は、会計士、弁護士、塾経営、会社経営者、大学教授など様々な6~7名。

そして講師は、公文の創業期に関わり急成長期に社長室長として経営戦略に携わってこられ、現在は名だたる大企業の経営コンサルをされている御歳75歳の先生。

勉強会は、定型カリキュラム的なものでなく、講師または参加者がテーマをあげ、それに対して皆で議論しながら講師が、事の本質をあぶりだして行くスタイル。
これが本当に面白い。本質・原則大好きっ子の私としては鼻息が荒くなる内容だ。

講師の先生は愛を持ってよく怒り、よく笑い、良い意味で子供っぽい。

前回は失礼ながらも先生と意見のぶつけ合いでバンバンやりあったが何とも爽やか。

たとえば、やる気のない人のやる気を引き出すには?というテーマがあった。

それに対し、経営コンサル視点として重要な要件を洗い出していくやり方や、公文が子供のやる気を引き出すためにやっている手法など、事の本質を見極めていく流れは、自分の考えも及ばなかった所が次々と出てきて、なるほどと唸らざるを得ない。

そして、次回のテーマは、私がお題を出させていただくことになった。

私が出したテーマは「企業を短期間で飛躍的に成長させるには」

先生は、公文が利益3500万から100億(売上でなく利益)になった時の社長室長。

いよいよのテーマではあるが、おそらく先生は、はいコレですと答えをいわない。だって公文だもん(笑)自ら答えを導き出さなければ実に成らないとお考えだろう。

もちろん、私も一つの企業の成功事例を聞きたいわけではない。
そんなものは、書店にいくらでも置いてある。

ただただ、ことの本質に近づきたいのだ。
それこそが、最も重要なONE THINGなのだから。