ちょいマジおやじ

ゲームのルール

エースからキング、それにジョーカー。合計14枚のカードがあるとする。

それらを念入りにシャッフルし、すべて裏返しにしてテーブルに置く。
その中から一発でエースを引き当てたら、リターンは14倍。

エース以外なら賭け金は没収され、しばらくはゲームに参加できない。
もしジョーカーなら賭け金の3倍を支払い、かつ、当面ゲームをする権利を奪われる。

最初はどんな会社でもここから始まる。

もちろん、14枚からエースを当てるハイリスク・ハイリターンの会社だけでなく
世の中には10枚の会社もあれば7枚の会社、いや、エース1枚の会社だってある。
ただ、7枚ならリターンは2倍だし、1枚なら賭け金が戻るだけでまったく無意味。

スタートアップ企業も、やがて事業が起動に乗り始めると、カードの総数は1枚ずつ減って行きリスクはどんどん減ってゆく。確実性が上がると同時にリターンは下がるが。

年齢が1つ上がるごとに1枚ずつカードが増え、さらに難しくなる裏ルールもある。

リターンはリスクに比例する。

リスクが低い場所にいながら、大きなリターンを獲得するのは難しい。

リスクの低い場所を求めるのでなく、自らの知恵と行動でリスクを下げるべきだ。
たった一度の人生、勝負するのか、しないのか。
勝負するなら、いつ貼るのか。

そういう事かと思う。

アーカイブ since 2004

ランダムPickup

PAGE TOP