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しあわせを探すあなたへ

ドキュメンタリー映画『happy しあわせを探すあなたへ』のDVDを購入して観た。
正直なところガッカリ。
十分に想像の範疇で、私はあまり面白いと思わなかった。
冒頭、インドの貧しい村で働く人のシーンがあり、ナレーションで「驚くかもしれませんが、彼と平均的アメリカ人の幸福度はほとんど変わりません」とくる。
そしてお決まりの、インタビュー、統計、学術的裏づけで、作者の意見を固めていく。
もちろん、間違いではないし、万人がうなづける内容だけど、浅い・・・という印象。
監督が言いたいのは、「幸せとお金は無関係」という事。
それを裏付けるエビデンスとして取材映像や統計を使う。情報の片側だけを都合よく。
映画の中で、日本人が一番、幸福度が低いと紹介されていた。
例の、通勤時の満員電車や、疲れて居眠りをするサラリーマンという絵とともに。
その反面、一つの結論として、幸福度の高さは長寿に比例するという。
ドキュメンタリー映画という性質上、イルカの何たらとか、地球温暖化の何がしにしても、ショッキングな情報によって、作者の意見を正解とする方向になる。
それは、映画『パール・ハーバー』でも見られた。
史実をまげてまで反日へと印象操作し作者の主観を押し付ける。
親日家でもあるクリント・イーストウッドが、一つの戦史を、日本側の視点として『硫黄島からの手紙』、米国側の視点として『父親たちの星条旗』という2本の作品として製作したのは異例中の異例で、彼の人生観や人間性の高さを現す好例だろう。
話は大幅にそれたが、「幸せとはなんぞや」のヒント探しはまだまだ続きそうだ。
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