つい先日までは “現代のベートーベン”と称賛されmある日を境に “希代のペテン師”と蔑まれる佐村河内氏。
STAP細胞の発見で “ノーベル賞候補の理系女子”と称賛され、ある日を境に コピペ&ねつ造発覚で “日本の恥”と蔑まれる小保方晴子氏。
まさに、一瞬で、天国から地獄へと落ちたような出来事
報道されている内容のどこまでが本当なのか?その真偽は分からないけど、もし真実とそれほど相違ないのであれば、地獄への落下は「一瞬」ではなかったと思う。
佐村河内氏も小保方氏も、いつ “アレ” がバレるのか気が気でなくて、それこそ「一瞬」でなく「毎日」天国と地獄を行ったり来たりしていたのかもしれない。
天国から地獄と言えば、経営者の中でもよく見かける
私の身近なところでもいくつかあるが、世間一般に知られているところで言えば、TV番組「マネーの虎」に出演していた “金持ち経営者” の何人かは破産して消えた。
スケープゴート的な側面はあると思うが、ホリエモンの大成功からの逮捕劇も同じ。
ただ、私にとって一番印象的な “経営者の凋落” は、ダイエー創業者の中内功氏だ。
子供の頃、近所の商店街に「主婦の店 サカエ」という小さなスーパーがあった。子供ながらにダサい名前だなと思っていたが、あのスーパーが、のちにダイエーとして年商3兆円企業になったのは驚きだった。
もしかしたら…いやおそらく、中内さんでなくとも、いずれ誰かがやったであろうが、日本の小売業を変え、社会に大きく貢献した人物であるのは間違いない。
そんな偉大ともいえる人物が、人生の終盤で凋落の道を歩むことになり、やがてお亡くなりになったとき、何だかとても悲しい気持ちになったのを覚えている。
そこまで大袈裟な話でなくとも、すべての人の人生には浮き沈みがある。多少の浮き沈みがありながらも、少しずつ階段を昇る様に、より良い明日を迎えたい。
以前、トレッキー(スタートレックファン)である妻から質問された事がある
「スタートレックの世界では、人は、お金も必要ない、食べ物もデュプリケーターで好きなものを食べられる。では、あの人たちの人生の目的は何だと思う?」と。
私はしばらく考えてみたが解らなかった。
その様子を見て、妻がニンマリしながら答えを言う。
「より良い人間になるため」で~す。
私は、「ふ~ん」と軽く返事したが、実はとても感動していた。
素敵な明日を迎えるために少しずつ階段を昇る。
それは、稼ぎを増やすことでも、持ち物を増やすことでもなく「より良い人間になるために生きる」事かなぁと・・・「頭」では理解している。
まだ頭でしか理解していないので、「出来てへんやん!」とか言って、ひとつひとつ注意するのはご遠慮ください。僕ちゃん打たれ弱いので。