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絶え間ない弱い力

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自分の部屋にクラシックヨットVELSHEDAの大きな写真を飾っている。
もう何年も飾っているのに、じっと見つめているといまだに興奮してくる。
子供のころ、いかだを作って冒険したいと思った。その気持ちを失いたくない。
絵とは不思議なもので、意外とその人の価値観に深く影響を与えているのだと思う。
たかが絵1枚だけど、継続とは恐ろしいもので、長いあいだ目にしているうちにジワジワと心の奥底に何かが沈殿するように溜まっていく。
心を静めたければ、静まる絵をかければいい。
清潔感を持ちたければ、清潔な部屋に似合う絵をかければいい。
美しい絵が飾ってあるのに部屋がちらかっていると違和感を感じる。それが起点。
今の自分でなく、理想とする自分が部屋に飾るであろう絵を今かければいい。
老子の言葉。 「自然を司るのは 絶え間ない弱い力だ」
自分の人生を大きく変えるのは、大きな行動ではない。
他人も自分自身も気付かないほどの弱い力。それが未来を司っていると確信する。
絵1枚、靴1足。日々接する身の回りのもの。それを選んだ理由は何か。
言葉一つ、判断一つ。その言葉、判断を選択した理由は何か。
そういうものが人生を変えていく。
しかし、モノひとつ、言葉ひとつ選ぶのに、いちいち深く考えるのは難しい。
だからこそ、一瞬で答えを出せる「軸」というものが重要になる。
しっかりとした「軸」を持っていれば考えることすらなくベストを選択している。
その「軸」をアイデンティティと呼ぶ人もいれば、価値観、ミッション、ポリシー、自分らしさと呼ぶ人もいる。
それを何と呼ぼうが「自分の軸は何か」を知ることが最も重要ではないだろうか。
かと言って、難しく考える必要はない。
自分にとって心地よいこと、それが「軸」。ではないだろうか。
人に優しくしたい。心配りのある暖かい人と一緒に過ごしたい。
そう思うのなら、それが「軸」なのだ。
たった一度の人生、自分の可能性を出し切ってみたい。それも「軸」。
誰もが自分の「軸」を持っているはず。
ただ、それを強く意識するかどうかの違い、なのかもしれない。
あまり天気良くないのでセーリングはお休み。これからサウナにでも行きます。
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