今日は芦屋マリーナの理事会、続いてクラブ総会、そしてアフターの懇親会。

前年度の収支報告確認から今年度の予算決め、イベント日程などを調整決定する。

他のメンバーの方々の考えや準備の仕方を見ていると、流石だなと思うことが多い。

例えば、今回の理事会で使う収支報告書を事前準備する際こんなやり取りがあった。

私とメンバーMさん、そしてマリーナ会社の若い女性スタッフの3人で担当。
最初にマリーナスタッフから収支報告書案が送られてきて、それをチェックしてほぼ同じように私とMさんがそのスタッフに修正を指摘するメールを返信した。

私は数値を修正してPDFファイルにし、これを当日用意してくださいと言った。
理事会での指摘を想定し、ここを修正してこういう並び順の方が良いという考えで。

しかし、もう一人のMさんのやり方は全く違った。

自分で作り直すのでなく、また修正数字を単に教えるのでもなく、理事メンバーはP/L、B/Sを見慣れた方ばかりだからこういう指摘が入るだろう・・・だから、と準備する際の思考法を教えるように、なぜこう修正する必要があるのかを長文で書かれていた。

きっと、自分で修正すれば5分で終了するのだろうけど、その文章を書くには2~30分を要し、さらにもう一度修正のやり取りがあった。

私は、あぁMさんって優しいなと思った

普段から自社の社員に対しても、答えでなく考え方を教えてるのだろうなと思った。
答えなんて聞いても何も身につかない。応用の利く「考え方」を学ばないといけない。

「This is a pen」をまるまる覚えても何の役にもたたない。一生使わないもん。
「This is」の部分だけを学ぶのが応用の利く「考え方」部分ではないだろうか。

遊びといえど、より皆が快適に遊べるようにするには、逆に真面目な準備が必要。
遊ぶように仕事し、仕事のような真面目さで遊ぶ準備をする。そういう事なのかな。