今日は、以前経営していた会社の取引先で営業担当いただいていた方とのゴルフ。

当時、20代で若いのに、5百万ほどの発注を即断させてしまう、凄くデキるサラリーマンだなと思っていたが、今は独立して立派な会社を経営し年々高業績を出されている。

やはり起業して上手くいく人は若い頃から経営者感覚で売上追求意識が非常に高い。

20代は、仕事がデキる(=高業績を出す)以外に先人から対等扱いされる方法はない。

頭が良いとか人柄がどうとかはあまり関係ない。仕事がデキる奴だけが記憶される。
記憶された人に機会が集中し、記憶される実力者だから、それを活かし掴み取れる。
世の中、非常にシンプル。勝率1割と5割のものがあったら、全員が後者に賭ける。

こういうと、自分のことを持ち上げてしまうようだけど、余談として。

35歳で会社を立ち上げた当初、まだ実績も信用もない会社なのに、仕入先、金融決済、販売代理店が、即答で取引き承諾し応援して下さった。あれが無ければダメだった。
それら全て、20代の頃の仕事ぶりを覚えてくれていた10~20歳年上の方々。

ちなみに、その頃に出会ってない金融決済会社6社には全て断られ、他の仕入れ先は現金前払いでしか取引しないと言われた。信用もないから当然だろうけど辛かった。

ある意味、今の会社を応援してくれている人々や企業もまた、社長としての過去実績を見て、信頼しお付き合いを始めて頂いたとも言える。事務所を借りる、優秀な社員を募る、お客様を増やす、全てに過去実績が関わってる。

実質的に、世の中を動かしているのは30代。

一番仕事できる30代に対して、機会や支援を与えるのがその上の世代。機会や支援は色々な形でやってくる。資金、人脈、知識、情報、信用などなど。

人生の中で、仕事をするのは40年間ほど。人生のたったの半分の期間。それでも、20代から60代まで全力ダッシュで働き続けることは普通出来ない。

どこかに力点を置くべきだし、その力点は20代に置くのが最も効率が良い。

実際に花開き果実を得るのは30代だが、それを導くのが20代の成果だから。

パレートの法則(全体の2割りが8割の結果を生む)で言うならば、20代が「2」に当たると言っても過言ではない。

フォーカスすべきは、20代で仕事がデキる奴(=高業績を出す)になっておく事だ。
先人の「デキる奴リスト」に入る事。人生に対する影響力は想像より遥かに大きい。