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3年前の日記

今日、ある事がきっかけで、3年前の悔しい出来事を思い出した。

その頃はまだSales Performerの開発途中で、Ver.1のリリースに向けて開発を急ぎながらも、人脈をたどって大手企業の上層クラスに面会いただき、ビジネスモデルや製品コンセプトの反応を確かめに回っていた。
ブログとは別に自分だけの日記をつけている。
2010年7月12日。その日は3社にプレゼンの機会をいただいた。
プレゼン資料も作りこみ意気揚々と向かったが、日記は不安の言葉で埋め尽くされた。
1社目は、プレゼンしている途中で寝られてしまった。
2社目は、コンセプトの話ばかりで、実物がともなってないですねと。
3社目は、これにお金を支払う会社はありますかねぇ、と言われた。
まさに、有頂天から奈落の底とはこういうことか。ショックと不安で愕然とした。
事務所も住居も借り、あと2週間後には東京に引越してくるのにマジかよ、と。
今は1%も思わないが、最初の1~2年目は何度も「アカンもう辞めよう」と思った。
その記念すべき第1回目の「アカンもう辞めよう」はこの日だったのだろう。
でも、経営者として色んな経験してきたから知っている。
成功の女神は、必ず試練を与えて本気度を試し、大多数の人を振るい落とす。
「やめたい誘惑は成功する直前に最も強くなる」という名言もある。
自分の信じた商品、自分の信じたビジョンに向かって前進することにした。
と、書いたら、いかにも自分で立ち直ったようだが、翌日の日記にこうある。
2010/07/13
妻と晩飯を食べている時「東京に行くの気が重い」と弱音を吐いてしまった。
妻から「パパ、ワクワクしてないの? 私はワクワクしてるよ」と言われた。
これは最終的に凄い物語になるのだ。この日もきっと想い出の一部になるのだ。
妻の能天気ぶりには、あきれると同時に感謝している。
途中で寝る事なんてできない、見たら欲しくなるような、喜んでお金を支払ってもらえるような商品にしなければならないと、心底思った。
彼らの忌憚ない忠告は、より良い商品、事業に発展させる原動力になるのだ。
不評、断り、見下し、軽視、そのすべてを俺のエネルギーにする。
そんな商品たいした事ないよ。誰でも思いつくよ。売れないよ。俺も作れるよ。
いや、お前には成し遂げられない、と断言する。
暖かい湯船につかりながら大口叩くお前には無理だ。聞いてて恥ずかしくなるよ。
俺は、やってみせて証明する。
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