最近読んだ本で面白かったのはこの2冊。

どちらも0→1のスタートアップ時代の話。

トニーシェイの「ザッポス伝説」、マークベニオフの「クラウド誕生」と同様にこれらすべてを一括りで言えばWEBサービス系の起業時代の話。自分がまさにそこに立っているから、どれもが参考になり共感し勇気を与えてくれる。

ある日、稲妻のようにドカーンとひらめいた。世界初!これができたら凄いぞ!興奮と冷静さを同居させながらビジネスモデルと事業計画書を無心で書き上げる。デッカイ夢をぶちあげて仲間を集め、実際にビジネスを始める。

だが、彼らそして私もだが、興奮を冷ますのに十分なほどの試練が待ち受けている。開発の遅れ、資金の垂れ流し、売れない日々。自信が揺らぎ疎外感に包まれる。夢と現実のギャップを埋めるのが俺なんだと鼓舞するが一向に先が見えてこない日々。

やがて女神が何度も耳元でささやいてくる。「失敗もあるよ、もうあきらめなさい」

あぁ分かってるさ。でも・・・どうしてもやり遂げたいんだ。今日の姿でなく、未来の姿を見て突き進む。そしてある日、流れが変わり始める。

アイデアは誰にでもひらめく。あれは俺も考えたんだよねぇみたいな。

アイデアなんて捨てるほどあるのだ。

だが、人生をかけてみたいと思えるアイデアはそれほど多くない。さらに、それをシステムなり具体的な形して実行する人はもっと少ない。

世の中になかったものを生み出す。誰かが求めていたものを創りだす。それが自分に与えられたポシブルなミッションなんだ。女神ちゃん、オレはヘビ年でしつこいんだよ。ばっちりキメるから任せとけ。