昨日、妻と何気ない会話で「そう言えば、子供の頃、ゆで卵をマヨネーズでぐちゃぐちゃに混ぜてサンドイッチ作ったよな。あんなん美味しかったよな」と話していた。

そしたら今朝。朝から買い物行って妻が手作りサンドイッチを作ってくれていた。嬉。

それでふと思った。

考えてみれば「夢が実現する仕組み」ってこの延長線だよなと。

感覚的には解っているけど、あえて、流れを書くとこんな感じだろう。

私→ 嬉しそうに「手作りサンドイッチ」を語る。(こうなったら俺幸せを伝える)
妻→ 翌朝作ってあげたら喜ぶだろうなと想像して行動する。(それなら手伝える)
私→ おぉ!ありがとう。美味しい!(感謝。私もあなたを手伝いたい)
妻→ また次もやってあげたい。(喜んでくれた!もっと手伝えることはない?)

人には、誰かの役に立ちたい、喜ばせたい感動させたい、感謝されたい欲求がある。
これは夫婦間だけでなく親子や友人、上司と部下などあらゆる親しき間に存在する。

ポイントは3つだろう。

1.具体的なことを
2.適切な人に伝え
3.小さな実現こそ感謝する

まず、具体的でないと伝わらない。

よく「幸せな人生を送りたい」とか「金持ちになりたい」などと言うが、幸せの定義も金持ちの定義も十人十色で、こんな漠然とした願いごとでは、魔法のランプをこすったところで、煙はおろか湯気もでないだろう。「ご主人様、もっと具体的にぃ~」的な。

「何か美味しい物」でなく「手作りサンドイッチ」でないと朝の食卓に出てこない。

そして、適切な人に伝えなければならない。

手伝ってあげられないレベルの事をいくら聞かされても、そりゃ手伝いようがない。妻に伝える夢、子供に伝える夢、友人に上司に先人に伝える夢は違ってくる。居酒屋でグズグズ夢を語っても実現しないのは、手伝える人がそんな場にいないからだ。

さらに、小さな実現、小さな貢献にこそ感謝する。

例えば、基本給が5万円上がったら感謝し、千円UPならムッとする。ありそうな話。話が長くなるので結論だけ言うなら、これは真逆でなければ稼げる人になれない。

常に受け取った以上の価値(感謝でも業績でも)を与え続けなければ次がないからだ。こんなに払っているのに、と、こんなで申し訳ないの中間に居続ける事で平行拡大する。

サンドイッチから話を広げすぎたか。

ところで、確かに「手作りサンドイッチが美味しかった」と語って今朝のテーブルに用意されていた事は、とても嬉しかったし感謝しているが、更に言うと「休日にサンドイッチを作るのが楽しかった」の方がちょっと強かったかも。俺も作りたかったよー(笑