新幹線に乗る直前、少し余裕があったので駅構内の小さな書店に立ち寄った。
パッと目に入ったのがこの本。成毛氏の本は何冊か読んだことがあるのでだいだい想像はつくのだが買ってみた。なんせ目に入るのも出会いだからね。で、品川から名古屋あたりで読みきったが……いつもと同じ。1冊で十分だった。
ただ、「ムダなことはやめろ」というテーマでひとつ学びがあった。
こういうたいして面白くもない本でも、今までなら自宅の書棚に入れていた。でも、一生読み返すことがないのは歴然としている。人にあげたい本でもない。それなのになぜ、入りきらないほどの本棚に俺はまた入れるのだろうか。
だから、今までやった事ないけど、新大阪に着いて即、駅のゴミ箱に捨ててやった。
何だかもったいないとか、雑誌新聞と違って書籍はどこか捨てにくい気分とか。よくよく考えてみると、そんな常識、何の意味もないなと。だから、ムダなことはやめて、読んだ直後にゴミ箱へ捨ててもいいんだという自分への許可を与えた、記念すべき1冊めにしてやる。