今日は参加者123名のコンペに、芦屋マリーナメンバーの方と参加してきた。
今日、一緒に回ったマリーナメンバーの方は74歳と77歳の方。めちゃ上手い。
ラウンド後の成績発表会までかなり時間があったので、今日はたっぷりお話できた。
ゴルフも楽しかったが、話をしている時間がとても楽しかった、いや、感動した。
74歳のかたは、70代になってから一級小型船舶を取得し自分の船を買ったそうだ。
なぜ70代になって船を?
「それは若い時に、遠く憧れた夢だったからだよ」と。
「だって人生一回きりでしょ」と。・・・ジーンときた。
50代後半でサラリーマンをやめ起業されたそうだ。
77歳のかたも、船を買ったのは3年ほど前。長年お勤めされて定年退職された方だ。
なんと、70代になってから3つの夢ができたそうだ。
その一つが、自分の船で奥さんとクルージングすること。それは実現している。あとの二つは、ここでは具体的に書かないが、私たちも憧れるでっかい夢だ。誰もが若い時に口にするようなそんな夢。
それを実現するために、明日、奥さんと下調べに出かける。若者より本気だよ。
77歳。まだ実現してない夢があって、それを実現させようと具体的に行動している。
私は、本当に感動して泣きそうになった。
そして、ご本人にもお伝えしたが「私は30年先でも、今日の先輩のような日を過ごせるかもしれないと思うと本当に嬉しいです」と素直に感謝した。
70代になって昔の夢を実現させた人。
70代になって新しい夢を3つ持った人。
なんて人生は味わい深いものなのか。
20代の野心的な男ならたいてい、目を輝かせ人前でデッカイい夢を語ったりする。
しかし30代40代になると急に、人前で夢を語らなくなる人が多い。無かったように。
私は今日、70代の方が目を輝かせて私に夢を語ってくれる体験をした。
私だけでなく、話している本人も自分の言葉でエネルギーが上がってるようだった。私は、その方たちに「尊敬」を感じた訳ではない。「好き」を感じた。
昔、夢を語っていた君よ。
もう一度、人前で夢を熱く語ってみてはどうか。
先輩に、後輩に、友に、妻に、熱く熱く。自分の言葉によって自分自身がドンドン熱くなるのを感じることだろう。
論理的に成功確率の高い方法を探すより、熱を帯びたバカの方がよっぽど成功する。
なぜなら、事前に頭で考えた方法なんてまずその通りには事が運ばないからだ。
そんな時必要なのは次の考えではない。それでも成功してやる!という熱い思いだ。
70代であっても、夢は少年のようだよ。
いや、その年代だからこそ、人目を気にせず人間として素直な夢に戻るのでは?
ジジくさい大人に成りたくないね。
もう一度、少年に戻って無邪気な夢を持とうよ。