今朝、TV番組の中継で、おばあちゃんが営む『紫竹ガーデン』を知った。
誰もが一瞬でファンになってしまう素敵なおばあちゃん。
最愛の夫を亡くし沈み込んでいた63歳の時、平均寿命まであと四半世紀あると気付く。
自分の心に問いかけた。「これからの人生、私らしく生きるために何をしようか」
そして「子供のころに遊んだ、野の花が咲く野原のような風景を作りたい」と思う。
そこで、遺産と老後の資金をすべて注ぎ込み、北海道帯広に15000坪の土地を買う。
自分の手で少しずつ風景を作り始め25年たった現在、この「紫竹ガーデン」に年間10万人以上のお客さんが訪れるようになった。
おばあちゃんは、夢だった懐かしい風景の中で幸せそうに、訪れる人々を案内し花の手入れをする日々を送っている。
中継現場のおばあちゃんにスタジオから声がかかる。
「老後の資金をすべて注ぎ込んで不安は無かったですか?」
おばあちゃんは優しい表情で答える。 「だって夢だもの」