Digital Audio Workstationと言えばCubase。

その4.0を使い続けその後のVerupを我慢してパスし続けてきたが、ついに今日、7.0で折れた。近年はダウンロード版があり欲しいと思ったその時に使える。これが購入を促進する。

最近、Adobeの全製品を月額制で使えるCreative Cloudに加入したが、ダウンロードといっても数ギガ単位になったりする。Cubase 7.0も4.8GB。おそらく付属するVSTインストゥルメント HALlionとGrooveのサンプリングデータが巨大なのだろう。

25年前に30万円近くで買ったサンプラーが、今や数千倍の機能を有しながら無料で添付されている。考えてみれば凄いことだ。

ところで、最近はStylusやSequelのような出来合い素材パーツを切り貼りして、いきなりそれっぽい曲を創るというものが多いが(Acidというソフトが革命的にこの分野を創った)、やはりそれではオリジナルを創ったとはいえない。

オリジナルでなくても気分よけりゃそれで良しを悪いとは言わないが、面白くない。無から有を創り出すところ、0→1の部分が自己表現。空想だったものを有形にするのが面白い。

ビジネスも夢実現もクリエイティブは全て、無形のイメージを有形の現実にする行為。
そこに面白みがあるのではなかろうか?