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To be simple

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時代と共に進化する万物には、より複雑になるものと、よりシンプルになるものがある。
両サイドに短いフラップを付け、下からガシャンと交換できるトイレットペーパホルダ。
今となっては、ロール交換時に白い筒を抜き差ししていた昭和時代が滑稽に感じる。
反対に複雑化すれば、アメリカのショッピングセンターで見かけるバカでかいロール。
巨大で横向きだから引っ張っても途中でブチブチ切れる最低な装置に進化する。
装置は複雑化し、清掃員の手間だけがシンプルになった。デリカシーがない。
シングルレバーの混合水栓。 なんと美しき進化かな。
お湯と水の蛇口をひねって微妙な温度調整をしていた時代は何だったのだろう。
このアイデアがピーンと閃いた瞬間、発見者はさぞかし快感を得たことだろう。
盛って盛って付加してゆく進化は、あまり美しいとはいえない。
絞って絞って同等またはそれ以上の効果を上げる進化は美しい。
人間も、軸がシンプルな人ほど魅力的で美しく見えるのではなかろうか。

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