日記

そもそも目的は何だったのか

好きな話というか、たまに思い出す たとえ話があります。
普段、まったく家族サービスをできていなかった男がある日思い立つ。
よし、ドライブしながら温泉旅行に連れて行こう。これは妻も子供も喜ぶぞ!
彼は早速、詳細な旅行計画を立てる。この景色のいいSAで昼食とって・・・
4時に旅館へ到着すると、夕陽を見ながら温泉に入れるなぁ。よし良いぞ!
この計画を妻や子供に話したら、案の定、飛び上がって喜んでくれた。
そして当日の朝。
出発の時刻が迫ってるのに妻はカーラーを巻きながらトーストを焼いている。
おい!もう出発の時間なのに何でまだ準備できてないんだ!いつも遅いんだよ!
それに子供はまだ寝てる。早く起きろ!今日は楽しい旅行なんだぞ、さっさと起きて歯を磨きなさい!妻は朝ドラを見ながら用意してる。お前何してんだ!とテレビを切る。
結局30分遅れで出発したが、車中でもイライラは続く。
せっかく俺が無理やり仕事を休んで旅行に連れてってあげてるのに、何で、お前はいつも時間にルーズなんだ!それに出発が遅れたせいで渋滞にハマってこれじゃ昼食は2時になるぞ!旅館の懐石料理が6時なのに!
お前たちを思って温泉で夕陽を見せてあげようと思ったのに、くそっ!台無しだよ!
昔、遠からず似たような事をやらかした経験があります。
目的は何だろう。 「旅行へ行くこと」 か 「家族と楽しい時間を過ごすこと」か。
「何をするか」 ではなく、「どんな感情を共有したいか」 が大事なのでしょうね。
妻の準備を玄関口で待ち切れず、プチ抵抗として車で待っている今の私は、ニッコリしながらこの話をいつも思い出しています。きっとそういう生き物なんですよ。

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