お友達の新艇45ftカタマランで新年早々クルージングに行ってきた。

和歌山マリナシティで1泊し、翌日、芦屋マリーナに向けて帰る予定だったが、朝から一日中30~35knotの強風と高波で出航できず、風が落ち着き始めた夜11時に出航。

一晩中海を渡って今朝5時過ぎに芦屋マリーナに到着した。

落ち着いたとはいえ、真夜中の不眠航海、常時20~25knotの強く冷たい風、行く手を阻む正面の風と逆潮、船を揺らす不規則な波。

逆境オンパレードの航海を体験できた。

2階の操舵席に10分も座っていると鼻水も凍りそう。そんな中、ふと考える。

どれだけ厳しい環境にいても、刻々とゴールに近づくGPS上の自艇を見ていたら、それは肉体的にも精神的にも耐えられるものだなと。

あそこへ行けば一息つける 「ゴール」 を持つこと。

そのゴールに1歩ずつでも近づいている「実感」を持つこと。これらは、ビジネスという航海においても大切な感覚だなと身を持って体感した。

目や耳で学んだ事は忘れやすいけど、体験で学んだことは忘れない。

新年早々、女神からプレゼントをもらった気がする。