日記

DLP Cinema Chip

昨夜、妻と『J・エドガー』を観に行った。ちょっと想像してたのと違った内容。
で話題はそれでなく、最近、映画館で観る映像がキレイになっている事について。
ふと気づけば映画館のスクリーンが家でDVDを観るのと同じ位鮮明になっている。
特に字幕の書体が変わって以来、ほとんど巨大なTVでDVDを観ている感覚だ。

いつから画質がキレイになったかと言うと、Texas Instruments社がDLPシネマチップという凄いものを開発し、映画館が軒並みデジタル化した頃からとなる。
今やフィルムは存在せずデータとしてシネコンに配信され、このチップを通してデジタルのままスクリーンに投影されている。この小さな画面をレンズで拡大投影しているのだ。

このチップが美しいのは、単なる集積回路ではなく物理的な動作をしている点。
薄い色をした長方形部分に横1920枚、縦1200枚の鏡が配置されており、1枚ずつが物理的に12°角度を変えOn/Offを切り替えている。秒速24回の速さで。
ぜひDLPの仕組みも見て欲しい→ Youtube DLP technology

撮影から映写までフルデジタルだから映像がキレイに見える、いう事になる。
しかし、一番キレイなのは、CGアニメを液晶TVで観る画質だろう。そう感じた事はないだろうか。 なぜなら、そこには撮影時の光学レンズも映写時の光学レンズも存在せず一切アナログが介入しない真のフルデジタルだから。

技術そのものに興味があるのではなく、なぜ美しく感じるのかに興味を感じる。
チップの仕組みが美しい。そう感じるのです。

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