この週末を読書三昧で過ごそうと、大型書店に行って面白そうな本を4冊購入。
ゆったり読書する時はチョコを用意したくなる。より至福の時を感じるから。
めったに出会うことは無いが、最初の数行でいきなり興奮させる本がある。
これからの数時間、きっと夢中になって読むんだろうなと想像できる本。
『ヒューマン』~なぜヒトは人間になれたのか~ NHKスペシャル取材班 (著)
まさに、最初の2行を読んで思わず本をパタンと閉じてしまった。
その言葉を心の中でゆっくりと噛みしめたくて。
そして、再びそっと開いて、一行一行を味わいながら読み進める。
他の人にとっては何てことない文かもしれない。きっとそうだ。
でも私はこの書き出し文に興奮した。 下記に引用する。
自分のものなのに、自分の思い通りにならない ─── それが心というものだ。
人間の歴史をたどる、この本の隠されたテーマは、その思い通りにならない理由を探っていくことである。
ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか
ヒューマン なぜヒトは人間…の他のレビューをみる»
NHKスペシャル取材班
角川書店(角川グループパブリッシング)