日記

ニュースの違和感

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「ビン・ラディン容疑者を殺害」 そのテロップに対し瞬時に違和感を感じた。
「銃撃戦で容疑者死亡」 ではなく 「容疑者殺害」。 まず言葉に違和感がある。
あのサダム・フセインも一連の手続きを踏んだ。容疑者→逮捕→裁判→処刑。
「容疑者」を裁判なしで殺害できるのだろうか。
こういうのはとても気になる。CNNでオバマ氏のスピーチスクリプトを見てみたら
Killed Osama bin Laden。 DeathじゃなくKillだから意図した殺害。
容疑者という形容詞は日本独自の人権表現で、そこに違和感があるのだろうか。
アメリカは常に自国利益を読んだ政治的行動を取る。日本とは全くレベルが違う。
フセインが穴蔵でこそこそ隠れていたところを逮捕された、というのもアメリカの政治的演出と言われている。逮捕され力なく憔悴しきった頼りない顔の写真を作り、民主的手続きを経て処刑することで信奉者の結束を抑える。
元を正せば、原油の決済通貨をユーロに変えたことに端を発すると言われている。
ドルが基軸通貨でなくなることは、今のアメリカにとって最大の恐怖という事らしい。
ビン・ラディンに対しては、即刻殺害、即刻海葬で、アルカイダの釈放テロ防止や埋葬地の聖地化を阻止する政治的意図が見える。逆に英雄化する可能性もあると思うが。
もう一つの違和感は、人が人を殺したことに、人々が歓喜している映像だ。
当事者かどうかで温度差があるのは言うまでもないが、正直、気分が悪い。
突き詰めて考えたところで、善か悪か是か非か。結局、答えなんて出るわけないが。
このブログを書きながら、今、こんなニュースが流れている。
「人に危害を与えたイノシシが海に逃げ込んだ所で殺処分」
なんか違和感がある。

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