日記

一貫性

海に出ていて、だんだんと雲行きが怪しくなってくる時って・・・
まぁ、ほとんど間違いなくそのまま大雨になったりする。
建物で言えば、ヒビも増えれば大崩壊ってとこか。
一つ一つのヒビは、取るに足らないほど小さなものに見えるかもしれない。
あちらこちらで、ミシっ、ミシっと聞こえているのに、ついつい放置してしまう。
おそらく、どこかで柱がボキっと折れて恐怖を感じるまで大修繕しないだろう。
もちろん、長年住んでいると、あちらこちらで多少のヒビ割れはする。
だから、手が回るうちは一つ一つのヒビを丁寧に直したりするんだけど、
いつの間にか責任分散で当事者意識が無くなり手を抜き始めるんだなぁ。
実際のところ、その都度、しらみつぶしにヒビを埋め続けることはできない。
だからこそ、家の中心にガッシリした柱を建てなきゃならんのだろうなぁ。
ブレないように地中深く埋め込んで、そのまま天まで突き抜ける一貫した柱。
会社であれば企業理念。
でも、企業理念が存在するだけでは何の意味もない。
全員で唱和したり、紙に書いて持たせても、理念は本物にならない。
唯一、企業理念を本物にするのは、全ての行動・判断を企業理念通りにやること。
トップはもちろんのこと、上司と言われる人々の行動や判断が一貫して理念に基づいていなければならない。
色々なシーンで手本を見せなきゃならん。一貫性を注目されているのだから。
「お客様を幸せにする」であれば、自社の都合や効率を捨て実践する。
「一緒に幸せを」であれば、「Together」の部分が大事。
一時的にズレた行動をするにしても、真意は理念を継続する源泉のために。
でなけりゃいかん。 かも、かも、かもーん。
と、言いつつ、自分は?と言えば、なかなか出来てないんだけど。
そうありたいなと思う今日このごろです。

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