昨日のブログに 『デキる気がする』 というタイトルをつけた時、この話を書きたいなと思った。

10年ほど前、まだ営業マンとして勤めていた頃。

「会社を辞めて起業する勇気」 を受け取るために、よく行った場所がある。

それは、ビル街。
特にどこと言う事なく、街中で普通に見かける小規模ビルが密集してるような場所。

そういう場所をブラブラと歩いてみる。

それで、例えば10階建て位のビルを一つ見上げて、こう考える。「このビルには、社長という人が30人は居るなぁ」 ふむふむ。のビルを見ながら 「ここにも20社位あるかぁ、ふ~ん」 ・・・と。

「社長」ねぇ。そんなもん誰にでもなれる。カッコいいとも思わん。

考えてみれば、仕事先で社長っていう人とたくさん会ってるけど、そんなに、凄いと思う人は滅多にいない。

いや、失礼ながらこの人でも社長かぁと思う事の方が多かった。俺はきっと、そういう人よりも能力があるはずだ。…いや~傲慢炸裂だぁ。まぁ、感違いも大切という事で 🙂

この一角ですら、そういう社長たちが数えきれないほど居る。もう、何屋さんかわからんような、ありとあらゆる会社でいっぱい。

あの人たちでもデキる、あんな儲かりそうにない業種でも事務所を借りてデキているのだから俺にできない訳がない!もう傲慢ついでだ、腐っても中の上やろ!(笑)

そう考えると、本当に体の底から自信が溢れてきたんだなぁ。

馬鹿にしてるんじゃないよ。
だってあの人たちは、あの日の私より勇気があり、現実に行動してたのだから。

あんた何様?と言われそうなので 🙂  あまりこの話をしたことなかったけど、「恐怖」の正体ってのは、滑稽なほど自作自演した虚像。今ではよくわかる。

本当に怖れるべきは・・・夢にも挑戦せずに歳をとり、もっともらしい理由をつけて小さく小さくまとめ始める人生の妥協、かもかもかも~ん。