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仲間と過ごすシルバーウィーク

秋は気候が快適で、自然にアウトドアしたくなる。ほんと行楽シーズンだな。
という事でこの連休は、仲間達と一緒に過ごす楽しいイベントが続いた。

連休初日の土曜日は、参加している経営者勉強会のイベントとしてBBQ&セーリングを企画し仲間や家族と一緒に楽しく遊んだ。
この日、太陽はサンと輝いているが台風の影響で風がビュンビュン吹き荒れ、BBQもセーリングも超ワイルド。
自然というのは色々な顔があってイベント主催者をヤキモキさせる。
けど、天候にバリエーションがあるからこそ色々なシーンが生まれるのも事実。
天候も、人の人生も、もし100%確実に読めたら・・・・・・ホントつまんない。
なのに私たちは人生に確実さを追い求めている。
小ぢんまりで良いから確実に・・・オモロイかなぁ。読めない明日・・・ワクワクする。 
また話が全然違う方向に行っとるヨ。
まぁ天候が色々な表情を見せるのは、一時困っても未来には思い出の源となる。
でなければ、常春の国 マリネラ王国でパタリロやバンコランと遊んで暮らしたい!

日曜日は、ベルポートクラブメンバー数人で鍋をやろうということになっていたが、自分たちの船で世界旅行中のアメリカ人夫婦3組が参加することになったので、オーナーズルームが、すき焼き、しゃぶしゃぶ、鴨鍋の宴会場と化す。
68や62feetの巨大なボートにそれぞれ夫婦二人だけ。
3組3隻でNYやシアトルから出発し、最近ベルポートに到着したそうだ。
どうやって太平洋を夫婦で渡ったのかとたずねたら、自分の幅広いお腹を左から右に指でなぞり 「コッちからコッチに真っすぐ渡るのは大変だ」 しかし、と言いながら片方の脇腹を指さし、「ココから肩、頭を通って反対側の肩、脇腹を通れば、私たちにも可能だった」 との事。
要は陸沿いにカナダ・アラスカと北上しロシア経由で日本に南下して来たらしい。
それに、数日かかるような危険な海域では各艇に4~5人のプロスタッフを雇って同乗させているから安全だと。それでゆったりと数年かけて世界をまわる。
彼らの船の中を見せてもらったら、豪華さもそうだが、食洗機、衣類乾燥機、ディスポーザー、甲板には直径2m位のジャグジー。そしてハードディスクに入れた映画が1000タイトル。完全に住居仕様になっていた。
なるほどー!と、両目からウロコが2枚落ちた。
夫婦が自分の船で世界一周すると言ったら、どうも、今まで見聞きした延長線で、どことなく、なんと言うか・・・ちょっと貧しい感じ、ひげが伸びて、奥さんもカサカサで、身なりカッコ気にせず色々なものをぶら下げて、何らかの価値観をしっかり持ってはるけど、まぁ独特と言うか。まったく憧れない感じ。
もし私はできたとしても、妻や息子は100%一緒に来ないだろう。
でも、やり方によっては、船で快適な旅行をすることが可能なのだと気付いた。
彼ら3人とも元経営者で、それぞれ何年か前に事業売却して完全リタイアらしい。
私の話も少ししたら「あなたはまだ若いから、また事業を始めたくなるはずだ」と。
そうやね。ビジネスという魅力的なゲームを忘れるには、まだ若すぎる。

そして、月、火曜は淡路島の洲本サントピアマリーナに1泊でクルージングにでかけた。メンバーは毎週遊んでいる義兄二人との三人。
自分のヨットで行く、初の泊まりがけクルージング。これが、今年一番やりたかったことだ。
陽が落ちる前にハーバーに着いて、冷たいビールをグイっとやる。
言いようのない幸せ感。ちょっとした達成感。やがて、夕陽が沈んでゆく。
セブンティーンの初クルージングは、全部、自分で調べて計画を立てたかった。
実際のところ、経験者からすれば洲本なんて庭先のようなもの。私もクルー時代なら、1ミリ、1ナノすらクルージングに不安を感じない。でも、自分が全責任者として計画するクルージングは、なかなかのドキドキやワクワクをもたらしてくれた。
大阪湾の潮の流れ、時間帯によるベストコース。GPSが壊れた場合に備え、海図、三角定規、コンパスでの計測も用意した。それほど大したものじゃないけど入念に調べ準備した。得意の、悲観的に計画し、楽観的に行動するモードで。
なぜなら、私がやりたかったのは、機走せず風だけで海を渡りたかったからだ。
クルージングでなく「おっさんの冒険」を自分にも義兄たちにも演出したかった。
結果的には、出航早々からの無風状態で、まったく前に進まない。
ここはちょっと大人になって、あっさり機走!(笑) 我ながら柔軟だ。
でも途中から急に風が強くなり、最後までグッと傾きながらガンガンに走り抜けた。
途中、お腹がすいたので強風の中、セールを降ろし一休み。
妻が3人分の弁当を作ってくれたのでバッタンバッタン揺れながら美味しく頂く。
ヨットで島に渡る冒険!何をやっても面白い。ワクワクする。
到着後、近くのホテルに洒落た大浴場や温泉街もあるが、私は、庶民的な小さくて古びた銭湯に行きたかった。ケロリンと書かれた黄色い桶で、潮のしぶきをあびた体に掛け湯して癒したかった。
冒険を終えた少年には、場末の銭湯のほうが心に暖かい。そして、風呂上がり・・・
10分後に飲むであろう居酒屋の生ビール VS 今スグのコーヒー牛乳。
どちらとも捨てがたい空気があったが、船長決断として生ビールを選択した。

この季節。船の上で過ごす夜は心地いい。
ちなみに、義理の兄との関係は、お互いの妻が四姉妹であること。
長女のダンナ、三女のダンナ、そして私は四女のダンナである。
四姉妹はもちろん、それぞれの子供達も含めて凄く仲が良い親戚関係で、それは四姉妹の父母が創りだしたものだ。 妻と出合って良かったもう一つの側面は、この恵まれた親戚関係だといつも思っている。
以前にも書いたが、良い場所は良い時間を創りだしてくれる。
デッキで飲んだり、船の中で飲んだりして、色々な話をした。
やがてワインが2本空いた頃には、一日の心地よい疲れが静かに降りて来て、波に抱かれながらキャビンで眠った。
幸せな日々に感謝!

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