リタイアメントな日々

昭和

Not cool, not smart, not beautiful, not rich …  But I love it.

週に1~2回、お昼ごはんを食べに行く食堂。そのすぐ横に古ぼけた港がある。
何を見るでも考えるでもなく、食後はいつもここに立ち寄っている。
さびきの魚臭い匂い、鉄船の油の匂いが風に乗って鼻をかすめる場所。
なぜかこういう場所は、晴天の青空より、どんよりとした曇り空が似合う。
子供の頃の記憶と重なるのだろうか、一瞬で昭和的ノスタルジックに浸る。
私が子供の頃、昭和4、50年代の大人はエネルギッシュだった。
あの時代、高度成長期で世の中自体が前を向いていた。
バブルの浮かれた感じと違って、大人たちはもっと真剣だったのだろうか、
子供ながらに、大人たちが議論を交わす光景をよくみた覚えがある。
サイフ代わりの腹巻。とっくりのセーター。箱いっぱいのみかん。
透明の一升瓶。扇風機とステテコ。カーラーとネグリジェ。
子供の鼻の下は鼻水でカピカピだった。最近見たことがないなぁ。
夕方になると各家庭から晩のおかずの匂いがしてきて、とても腹が減ってくる。
大人は大人で、子供は子供で、それぞれ必死に生きている感じがした。
この10年、中国はそんな時代をなぞっているんだろうなぁ。
とても懐かしい。大人がギラギラしていた時代、とても良いね。
でもまったく無くなったわけではない。
先日、ハーバー理事会メンバーと一緒に北新地で3次会まで遊んでもらった。
上の世代の方々だけど、思いっきりギラギラしていて、遊びも仕事もエネルギッシュでピカピカしている。
オヤジギャグですら、笑いと共にカッコ良いなぁと思わせるパワーがある。
飲んでも前向きでスマート。魅力に興味が尽きない。
まさしく、心は子供っぽく、振る舞いは大人らしく。だな。
あのスマートな昭和的文化。
伝統として受け継ぎ、さらに後輩に引き継ぎたいな。

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