Amazonランキングをチェックしてたら、そそるタイトルが目に飛び込んできた。
『大人げない大人になれ!』
おおよその内容は想像できるが、かなり共感できそう。で、早速入手。
著者は成毛眞氏。マイクロソフト日本法人の元社長だ。
以前に読んだ 『本は10冊同時に読め』 成毛眞(著)も共感できた。内容は思った通りの流れだったが、「おわりに」の章を読んで驚いた。
以下、抜粋引用する。
言うまでもなく、人生は1回きりだ。
そして、その人生は楽しむが勝ちである。
つまるところ、私が自分の人生について成功だと言えるのは、一生を楽しみ尽したと確信できた時だけだ。
死の瞬間、走馬灯のように一生のダイジェストを映画として眺めるとする。
そのエンドロールで、「あー、楽しかった」とつぶやいて事切れることができれば、私の人生は大成功なのである。
何に驚いたのかと言うと、私も普段からまったく同じ事を人に語っているからだ。
特に、下線の言葉は頻繁に使っている。
あえて正確に言えば微差の違いがあるが、まぁ、まったく同じだ。
人生は一回きり → 人生一回ポッキリ
一生を楽しみ尽くす → 人生を味わい尽くす
あー楽しかったとつぶやく → あー、オモロかったと言って終わる
SEVENTEENのコンセプトは、「子供っぽく、大人らしく」
言ってみれば「大人げない大人」とまったく同じ。そして、そういう人は、ハーバーにたくさんいる。
ヨットやボート関係で親しくさせて頂いている方のほとんどがそういう人だ。
もう本当に、良い意味で子供っぽくというか、大人げないというか・・・。それでいて、ジェントルマンである。皆、夢中になって遊び、ゲームのように仕事をしている。
Play Hard, Work Hard.
Hardは、”必死に” というより、”夢中になって”の方が正確だろう。まさしく憧れの大人だ。
書こうかどうしようか少し迷うけど・・・書いちゃおう。
ほとんど電車を使うことはないが、たまに電車に乗るといつも思う事がある。
ハッキリ言えば・・・、なんて気の抜けたショボい人ばかりなんだろうって。だらしなくケータイばかりいじってるサラリーマン。疲れた顔、疲れた身なり、芯の抜けた姿勢で座っている人が本当に多い。
彼らは、「だって疲れているのだから・・・」と言うかもしれない。
でも、それは違う。
- 疲れた顔、身なり、姿勢をしているから、疲れた気分になるのだ
- そういう態度で生きているから、疲れる仕事しか与えられないのだ
- 疲れてると思っているから、休日は何もせず家で休もうとするのだ
こんな人を見て、次世代を担う若者や子供が未来に希望を持てるだろうか。せめて子供達の前では、輝いている大人を演じて欲しい。演技でいいから、爽やかに、カッコよく、輝いている顔をして欲しい。演技も続けりゃそのうちホンマもんになる。
- 座席の端っこをキープするのでなく、堂々と真ん中に姿勢よく座る
- 退屈なら、みっともなくケータイをいじるのはやめて、読書の続きをする
- 不満を思い返すのでなく、素晴らしい未来を想い思わずニヤける
- ダメリーマンな臭いを出すのでなく、デキるビジネスマンのオーラを出す
- 居酒屋では愚痴でなく、みんな夢を語り合っている
世の中、そんな輝いた大人たちであふれていたら、未来ある若者や子供たちがどれほど社会に出るのを心待ちにできるだろうか。
仕事をバリバリやって、遊びにも夢中になっている大人たち。子供達は大人に憧れている。 家庭には希望と笑いがあふれてる。
それくらいの幸せで暖かい社会。日本なら十分に実現できるはず。
子供に夢を与える最も良い方法は、自分自身が彼らの “夢” になることだ。
・・・また、偉そうなこと書いちゃったかなぁ。
そういう私が努力中なんだけど。