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発明家と経営者とクラウドの共通点

 
The question for combining knowledge.

今日、ニュースステーションを見ていたら、発明家の藤村靖之氏が出ていた。
正確には、見ていない。聞いていた。バンドの練習帰りに車を運転しながら。
話はそれるが、今日、バンドの練習で自宅を出る時、ベースを肩にかけて、息子に「じゃ、パパ、バンドの練習に行ってくるわな」と言いながら、どっちが子供やねん!と、心の中でクスっと笑けてきた。
もとい! それで、この藤村靖之氏をご存じだろうか。
昔、クリアベールという静電吸着式の空気清浄機を発明して大ヒットさせ、当時、ベンチャー起業家の先駆者と言われた人物。
今は、電気を使わない電化製品? 非電化家電の発明と推進をライフワークにされているようだ。
で、実は・・・、5年前にこの藤村氏の発明塾に通っていたことがある。
塾生は7~8人で半年間8回の講義だった。
最後は2泊3日の合宿があり、合宿中に発明しビジネスモデルを作ってプレゼンを行わなければならないので、ほとんど寝る間もなくずっと考え続けるような合宿。
体力的にはキツイけど、まる3日間も考え続けるのは、とても良い体験だった。
ところで、藤村氏は一般的に「発明家」と言われているが、講義内容からしても、どちらかと言えば「起業家」の要素がかなり強い人だった。
例えば講義内容は下記のようなもの。
・ 資金調達法
・ 利益増加法
・ 製造前マーケティング
・ 発明にビジネスモデル必須
・ 速く安く強い特許取得法
  などなど
その中で色々なことを学んだが、感じることが多く、言葉にするのは難しい。
ひとつ言えば、発明家(実用新案とは違う)と経営者は全く同じ職業だと感じた。
ひとつの洗練された結論をだすために、発明家は膨大な素材特性を頭に叩き込むことを日課としている。
そして経営者は膨大な読書や体験によって日々あらゆる知識を蓄積している。
圧倒的な量の蓄積要素が、ある日突然、瞬時に連結してポンと出てくる。それが発明やビジネスのヒラメキと言われるものであり、当然、普段から蓄積のないものにヒラメキは生まれない。
素晴らしい答えやアイデアというものは、無意識下に蓄積した「膨大なデータ」と、それをまた無意識で結合させるための「質問」によって生まれるのだと思う。
それは、まったくもってクラウドコンピューティングの発想と同じだ。
また話はそれるが、クラウドの本質は雲からデータを引っ張り出すことではない。
「質問と結合」こそが、従来のクライアントサーバと決定的に違う部分だ・・・と思う。
・・・などと言う講義は無かったが、今振り返ってみて発明家と経営者のやっていることは同じだなぁと思う。
それで、そもそも、なぜ発明塾に通っていたのか・・・。
答え = なんだか面白そうだから速攻で申し込んだ。 基本、それだけ。
将来時間がたっぷりできたら発明を趣味にするのも良いかも!と思った。
とにかく、何でも興味を持ったら深く考えずスグにスケジュールに入れてしまう。
そうやってると、深く掘り下げるようなメインの趣味から、たまに触れる程度の趣味まで、人生を幅広く楽しむことができ、それぞれの分野で友達もたくさんできる。
定年であろうがリタイアであろうが、時間ができた時に何の趣味もない、友達もいないってのはかなり寂しいことだしね。
大橋巨泉はこう言った。

漠然と暮らしていたのでは、自分の演出によるすばらしい後半生は期待できない。
そのためには「準備」が必要であり、前半生の「仕事」や「会社」や「趣味」は、すべてその準備だと考えるのだ。

んー。今回も、話があっちこっちでっちになってしまった。

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