リタイアメントな日々

階段と踊り場

Stairway to Heaven

午後からハーバーで打ち合わせがあったので、そのあと久しぶりにセブンティーンに会いに行った。
ハッチを開けて中に入ると、いつもの穏やかな空気が流れていて、しばらくの間、コーヒーを沸かしたりギタレレを弾きながら一人ぼんやりと過ごした。
人生を走り抜けている一日も好きだし、
立ち止まって小さな景色に気付く一日も好きだ。
今日どういう一日を過ごすのか、それは自分で決めたい。
誰にも指図、遠慮することなく。 お金や時間の制限を受けることなく。
その自由を手に入れるためには、階段の途中で止まることなく、踊り場まで一気に駆け上がらなくてはならない。
階段の途中で止まるという選択を、人生は一切認めてくれないからだ。
もがいているのは、そこが階段の途中だから。
上か下の踊り場に行けば、落ち着きを取り戻すだろう。
踊り場で一息ついたら、さらに上の踊り場を目指すもよし、そこに安住するもよし。
かもしれない。

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