日記

成功するビジネスモデルの構築

何もないところからビジネスが立ち上がっていく。
それをイメージで伝えるとすればこんな感じになる。

ビジネスの起源は、素朴な疑問

最初は、夜空にちっぽけな星が点々と存在している感じ。
ビジネスの星とは、日常のあらゆるシーンで記憶された気づき。
なぜ、これは売れているのだろう。なぜ、この店で買おうと思ったのだろう。
なぜ、こんなに不便なのだろう。 なぜ、こんなに不親切なのだろう。
そういう、小さくて素朴な疑問こそがビジネスの起源。
いくつかの星は、将来輝くかもしれないし、何も起こらないかもしれない。
ただ、星のない夜空から、成功するビジネスが生まれることはない。

ヒラメキとは、突然に現れる太陽

星は大事だが、ビジネスのヒラメキは星が少しずつ大きくなったものではない。
何の前触れもなくある日突然、青空に太陽が出現するもの。
組み立てることもなく、完成形で現れる。それがホンモノのヒラメキ。
ホンモノのヒラメキには、じっとしてられないほどのエネルギーがある。
夜も寝れないほど興奮があるのなら、何の躊躇もいらない。飛び込むべし。

ビジネスを成功させるもの・・暗雲

太陽を興奮ぎみに眺めていても、いずれ太陽が暗雲に隠れる時期がある。
暗雲とは不安のこと。
何人かにビジネスプランを語った時、相手のリアクションが悪ければ不安になる。
もしかして、全然ダメなんじゃないだろうか。
こんなの誰も買わないんじゃないだろうか。
他の人が気づかないワケがないのだから、もう、すでにダメだったのではないか。
しかし、この不安こそが、ビジネスをより強くし成功に近づける要素となる。
売れないかも…という不安が、より商品力を高める努力を生み出し、失敗するかも…という不安が、より堅牢なビジネスモデルにすべく頭をフル回転させてくれる。
不安に目をつむってはいけない。カッと見開いて各問題を解いていくべき。
ポジティブ思考とは不安を気にしないことではない、不安を大歓迎することだ。
暗雲とは不安であり、 不安とは成功の必需品である。

輪郭があいまいな雲

ビジネスとして動かすためには、あらゆることを詰めていく必要がある。
顧客にどんなベネフィットを提供できるのか。
買わないほうが不思議と思えるほどの提案とはどういうものか。
会社、商品のコンセプトは?価格、販路、Webマーケティング……等々々々々。
途方にくれるほど広大な範囲に思考がわたり、それぞれの輪郭もあいまい。
時間、労力、集中が必要で大変な作業だが、太陽のエネルギーが助けてくれる。

輪郭のハッキリした雲

やがて、商品について、売り方について、提供するベネフィットや心に刺さるメッセージなど、それぞれの形が明確になり始め、ぼんやりとした雲は徐々に輪郭をハッキリさせてくる。
でも、それだけでは上手くいかない。
輪郭のハッキリしたピースが散らばっていても、1牧の絵になっていないからだ。
それらのピースを一貫性とういう台紙の上にはめ込んで、絵を完成させる。
一貫性のない絵は、顧客にとってボヤけた絵にしか見えないからだ。

成功するビジネスとは、輪郭のハッキリした大きな入道雲のようなもの。
ビジネスを構築するというのは、ピースをはめて一つの入道雲を創る作業。
ビジネスこそ、大人が夢中になれるゲーム。
見た目は複雑難解だが、正体はすごくシンプル。
・・・と、偉そうに言っているが、
現在、一個ずつ雲の輪郭を明確にすべく日夜苦戦中なんだわさ!
おぉぉぉ、早く入道雲がみたい!

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