今日は、風向・風速の急速な変化を体験。
出航まもなく風上が東南(↖)だったので東海面に出始めたら、風がグルっと反対にまわって西(→)に急変。それに合わせて西海面に出てセールアップ。
今度はセールアップした瞬間に風が突然吹きあがり、船は急カーブを回るように極端にヒール(傾き)しながら風上に切りあがり、瞬間、舵のコントロールが不能状態。
その後しばらくは、風向/風速が刻々と変化して落ち着かない状態。後で3時間単位の記録を見てみると、やはり体感したとおりの感じでした。
12時、東南(↖) 風速4m/s
15時、北西(↘) 風速10m/s
18時、北東(↙) 風速6m/s
今日、体感して学んだことは、リーフ(縮帆)のバランスについて。
メインセール、ジブセールともファーラー(巻きつけ収納)タイプなので、それぞれ適当な量のリーフにしてしまったこと。強風下で前後セールのバランスが悪いと、舵が思うようにコントロールできない。
リーフポイントを調べて決めないと。理屈は知っていたけど、舵を取って体感してみないとわからないことでした。
乗るたび、色々な環境を体験するたびに、先輩セーラーの方々がいかに平気な顔で凄いことをやっていたのかを感じる今日このごろです。
今日はバースに後進で入るのも強風で上手くいかず初めての頭入れです。