弊社ソフトのパッケージBOXに渦巻き状の絵柄が描かれている

もちろんオウムガイに思い入れがあるのでなく、フィボナッチ数列です。

フィボナッチ数列あるいは黄金比は有名ですが、カンタンにおさらいしますと・・・、数列そのものは1,1,2,3,5,8,13,21,34・・・と続き、自然界に同じパターンを繰り返すものがいくつも存在するというもので、木の枝の分岐パターン、ひまわりや松ぼっくりのタネのパターン、長方形の不思議などなど。

そして、数列で隣り合う数の比率が究極 1 : 1.618に近づき、これを黄金比と呼んで、美しい比率とされている。・・・らしいです。

黄金比( 1 : 1.618 )は、あらゆるところで使われており、有名なところではパルテノン宮殿、ミロのヴィーナス、ピラミッド、名刺やタバコの箱、投資のテクニカル指標でもよく使われますよね。

で、弊社の渦巻きです

同じ色同士は1.618倍の進度で大きくなっており、それぞれの間隔も1.618、縦横の伸び率も1.618にしてあります。

最初は、なんとなく渦巻きっぽく作ってみようとラフデザインしたのですが、どうせなら黄金比でつくりたくなり、電卓片手にイラストレータで作成しました。
だからどうした?って話ですが、私はこういうことに対して非常にこだわってしまいます。

自然界の法則や、大局の自然な流れに対してムダに逆らわないようにし、できればうまく利用して不思議な自然界の大流に乗ろうと考えます。

80:20のパレートの法則も含まれるでしょうが、特に宇宙の法則、ユダヤの法則と呼ばれる78:22の比率は神秘的で、はなから逆らう気にもなりません。

ちなみに78:22の法則とは・・・

空気中成分の、78%が窒素、22%が酸素等
人体成分の、78%が水分、22%がその他の物質
正方形に内接する円の面積は78%、余りが22%
現在、地球の海面面積は71%で陸地が29%ですが、長い時間をかけて海面を78%にしようと環境がバランスを取り始めている気さえします。

地球に限らずあらゆる惑星が美しいほどにまん丸なことを考えれば、すべての事柄はバランスが取れるまで、ある1点(完全均衡かな?)に向っており、バランスが取れた時点で変化が収束するのではないかと思ったりします。

あまり言うとオカルトチックになっちゃいますが。

そういう自然の摂理の存在を認めつつ、時に抵抗してみることは大変意味のある行為だと思います。CO2削減運動のように。しかし、宇宙の法則はそれも折込み済みでバランスを取りにいくかもしれません。

地球温暖化は、現代を生きる人間にとって不都合にバランスが崩れると感じるでしょうが、沿岸の陸地が減り、天候が今までと変わり、北海道に雪が降らなくなることが、地球にとって本当に不都合なことなのだろうか。

そもそも、人類の常識でなく宇宙の常識でみると一体何が起こっているのだろうか。

温暖化の先は、海流循環の停止による環境変化の臨界点に達しその後10年前後で氷河期に入る、と米国国防省ペンタゴンレポートには記されている。

大爆発で分散した星屑が、太陽と自身の引力によってゴツゴツした固まりになり、気絶するほど長い時間をかけて丸くなった地球。形のバランスはほぼ完成した状態かもしれません。

今度は、陸地と海面、温度、生物などなど、地球は更なるバランスを取りにいっているだけで、私たちはたまたまそのプロセスに居るというだけのように思います。
地球自身の希望によって、温暖化そのものは進行するのかもしれません。

それでも、温暖化に抵抗するという行為がムダでないのは、温暖化そのものを止めるためでなく、世界の人々が協力して何かをするという課題を提供されているのかもしれない。世界の人々がいがみ合う戦争や経済格差がだんだんとなくなってくる。

そして、もう少しマシなことで世界がつながるようになっていくのかも。

地球温暖化も金融危機も、世界中の人々が協力してひとつの共通目的に進む機会を与えられているのかも・・・と思う、今日このごろです。

ちなみに、スタートレックではデュプリケータで食糧に困ることもなくお金を稼ぐ必要もない。では、何のために規律を守り正しく生きているのかというと・・・
「より良い人間になるため」 ということのようです。(トレッキーの妻に教えてもらいました)

それが人類の到達点であり、紆余曲折を経てバランスされたその時、地球がそれ以上に丸くなる必要がないのと同じように、変化の収束と永遠の安定が訪れるのではないかと想像します。

ちょっと主張が強かったかもしれませんが、あくまでも個人的な思いということでお許し下さい。失敬!