丘に登ったら、もっと高い山が見えてきた。 だったら I must go ahead.
いよいよ、来週3月2日の四半期会議が最後の出社日。
昨年末の発表から、長いようで短いような2か月半だったけど、関係する全ての人のおかげで心配なく引き継ぎができました。
皆、凄いです。 本当にありがとう。
とは言いつつ、最近、ビルの地下駐車場へ車を滑り込ませながら、
事務所のドアを開け+X+のロゴを目にしながら、
ごく当たり前だった日常に、少々センチメンタルな思いを抱きます。
先日、起業した当初の事務所を見に行ってきました。
事務所のあるフロア。 狭く暗いトイレ。 1階にある公園前の喫煙スペース。
そこらじゅうに、あの頃の野心の残香を感じました。
考えてみると、今までたった一つの言葉を基に
一貫して生きてたと自覚します。
「人生一回ポッキリ!」
ジョージ・バーナード・ショーの言葉を借りて、もっとカッコ良く言えば
「わたしは、自分自身を完全に使い切ってから死にたいのだ」 でしょう。
いつも思うのは、人生は1冊のオリジナルストーリーだなと。
それは、たかが80ページか多くても100ページ程度のもの。
だから、数ページ先をいかに安定した物語にするかなんて全然興味がない。
5ページも10ページもほとんど展開のない物語なんて読みたくもない。
先の展開が見えてきたら、自らどんどんストーリーを変えていく。
自分でも予想がつかないように。
ドキドキ・ワクワク・ウキウキするようなストーリーにしたい。
もちろん、恐怖心や不安もあるけれど、
一番恐れているのは、お金を失うことでも、職を失うことでもなく、
人生が平凡に終わってしまうこと。
この物語の最終ページにある最後のシーンはみんな同じ。
「老人は旅立つ直前、歩んできた道を振り返って一言こう語った・・・」
何て言いましょうかね。
さて、3月からどんなストーリーになりますやら。