息子が4月から大学なので3月は家族3人ともたっぷり時間があり、ヨーロッパへ旅行することに。
英語の原型であるラテン語は古代ローマの公用語であり、ラテン語の語彙は多くをギリシャ語から取り入れている。 ということで、ギリシャ語があらゆる言語の原型になっているということから、ギリシャ人にとって他国語を覚えるのは比較的容易らしく、ヨーロッパのなかでもダントツに英語が通じる国のようです。
ギリシャと言えばパルテノン神殿
ということで、タバコの箱を片手にフィボナッチの黄金比を確認の図。
さらにギリシャと言えばエーゲ海
ジュディ・オングでしょう。
魚介類が美味しい。Buono!
で、丸一日かけエギナ、ポロス、イドラの3島をクルーズ。
イメージしていた青い海、白い壁、入りくんだ階段道のギリシャは、本土ではなくまわりの小さな島にありました。
イタリア南部やギリシャの島々は、温暖な気候に穏やかな時間と人情的な人々が暮らしているというイメージ。良い意味で田舎、そして平和です。
自分のおみやげに油絵を2枚とガラスでできたヨットのオブジェを買いました。
ギリシャから客船に乗りイタリアのナポリへワンナイトクルーズで移動。
夕方出航で翌朝着。気分が変わって楽しいです。
船の揺れはゆりかごのようで心地よく寝むりにつく。
船内にはレストランやバー、そして小さなカジノもあった。
意外に無線LANでネットにつなぐとこもできたりする。
ナポリのホテルから見下ろす港町。
眺めているうち、いつの間にか夜のとばりがおりていた。
ナポリのハーバーにはヨットがたくさん係留されている。
ここでセーリングしたいなぁ!
イタリア南部のナポリからユーロスターにのって中北部のフィレンツェへ3時間ほどの旅。
エスプレッソやラテを気軽に飲めるバールはそこらじゅうにある。
一日に10杯以上コーヒーを飲む私にとって、イタリアのバール文化は本当にうらやましい。
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の本店
サンタマリア教会の近くに薬局があるはず、という妻のmini情報をもとに道を尋ねながら歩き回ったら宿泊していたホテルから徒歩30秒のところにあった。日本では1個2~3000円する石鹸が6ユーロ程度。妻がお土産用に10個Get。
前回フィレンツェを訪れた時はウフィッツィ美術館やドゥオモに感動。
しかし、今回は妻のお買い物Day。
妻の買い物に付き合っていても、なぜかイタリアなら心地よい時間。
次々試着する妻に私がYes、Noを出すプリティウーマンごっこを楽しんだ。
10日間の長くも短くもないちょうど良い旅が終わりいざ帰路へ。
ヨーロッパ方面にはJAL、エールフランス、フィンランドエアなどを使ったことがあるけど、やはりアリタリア航空が一番気に入っている。
ワゴンでサーブされるイタリアンとワインが旅の気分を盛り上げてくれる。
ギリシャやイタリアの歴史ある町並みや穏やかな人々には、世界同時不況などと言う言葉がまったく似合わない。
大騒ぎしている世界同時不況とは、紀元前からの歴史を今に受け継いでいる流れの中において、一行も書くに値しないほど小さな出来事。
そもそも不況なんて物理的なものは存在しない。
人間だけが心理的に存在を感じているだけで、ないと思えばない。
そんな視点の高さを持てる旅だった。
ギリシャからイタリアへ
